コロナ時代のメリット

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このたびのコロナ戦役も2年を過ぎ、佳境となりました。ワクチンは国民の約半数に行き渡りましたが、感染状況は過去最悪。爆発する感染。ジワジワ増加する死者。叫ばれる医療崩壊。ウンザリデスナ

いつまで続くんかなあコレ、とついついボヤいてしまうが、コロナの最大のデメリットは、日本国家の悪いところ全てと有機的に結びついてしまい、災害なんだがほぼ人災と化してしまったことであろう。

国には金もろうたしワクチンもタダで打たせてもろうた。仕事もほぼほぼ国や自治体の下請けばっかりで甘い汁も吸わせてもらいやした。今後も存分に吸わせてもらいやす。日本国民であればこそタリバンにいきなりぶち殺されずに済むしイスラエル軍に爆撃されることもない。あんまり贅沢ばかり言っても仕方がない。

そんな訳で、コロナ時代になってむしろ良かったなあと思うところを考えて参りたい。無論これは現実逃避ではなくこれからの時代を生きる知恵、って感じで前向きな行為である笑

①テレワーク

いちもにもなく、これでありましょう。テレワーク。リモートワーク。在宅勤務。出社不要。通勤ゼロ。掛け値無しに素晴らしいものでありんす。

俺も去年の暮れに初めてこいつを経験しやした。そしてあくる年の10月には会社を辞めることになりやした。テレワークばっかりやって行きたいからです。もうそれだけでこの問題は解決やと思ってるんです。

対コロナ戦争がこいつを加速させたのは言うまでもない。つうか、コロナ戦がなければテレワークなんて言葉はこれほど広がらなかったに違いない。保守的で教条的な指導を好む日本の会社経営者達が、いくら命の危険があるからといってこれを本当に社員に認め始めるとは意外も意外でありました。家で仕事をする。これに給料を払うと約束するとは。今でも信じられない。日本てそんな柔軟な国やったんかあ、と。少しだけ見直したです。

ワシもまだ9月までは週4回外回りしながらの仕事してるので、通勤電車にはまだまだ乗るが、天下の東横線がここまで空いてるなんてことはこれまで無かったし、もう元には戻らなくてけっこうだ。日本の過密通勤の問題は長らく叫ばれ続けていたが、ものの一年弱で完全に解決されたと言って良い。もちろん鉄道会社が終戦を諦めて電車の本数を減らすという暴挙に出る可能性は残されている。でもまだまだ大丈夫やろ。そこまでの改革は鉄道会社にもエネルギー使うからな。まだ問題を先延ばしにして快適な通勤は続く筈だ。

もちろん、特急や急行は混むが、それでも以前よりはかなりマシ。問題が長期化するにつれ、保守的な会社も可能な限りテレワークを導入し、一度整備された環境を捨て去るのにも金がかかる訳なんで、社員は永続的にその恩恵を受けられるはずだ。つまり、コロナがただの風邪にグレードダウンしたとしても、その恐怖は社会に刻まれており、テレワークは残り続けると思われる。

②労働環境の改善

コロナで業績が悪化したからといって、会社はそうそう社員のクビは切れない。日本の国では法的に無理なように守られてるんだよな。そんな訳で会社にいたけりゃずっといられる。まあ、だからこそ在籍社員の仕事は常に過密で常にこき使われている現実はあるが、じゃあ、会社辞めて会社に依存しない生き方模索すんで〜と思ったとしたら、俺のように実際に行動する人間も出てくる。当然の流れである。

なにしろ、副業サラリーマンなんて存在はかつてはマイノリティであったが、現在は珍しくもなんともない。石投げれば当たるぐらいにありふれている。もちろん草の根レベルでの実感はまだまだマイノリティである。でもマクロな視点で見れば確実に増えている。もちろん、そのような個人で獲れる仕事がたくさんあり、それで生活できそうなぐらいに報酬も良いからこそである。仕事の収穫量とギャラは重要だ。やっていけるか否かを測る指標はそれら以外にない。やりがいでは人は生けていけないのだ。(当たり前のことなのに、この話を面と向かってするとみんな嫌な顔をする。不思議だ)

そんな流れだからなのか、最近やたら目につくのは週4常勤だのワークライフバランスという言葉である。昔なら夢だった週休3日制だが、今はこれもありふれている。普通に俺も週4勤務で健康保険と厚生年金に加入している。(で、その会社をもうすぐ辞めるんだけど)

法的には、会社は社員を週30時間働かせれば保険各種に加入させねばならない。8時間労働なら週4で良い。義務である。昔はこれが見て見ぬふりをされていた。だが、現場労働者の流した汗と、血の涙が国を動かし、今やこの点では国は労働者の味方である。

また個人事業者という言葉もよく耳にするようになった。家にパソコンとネットがあれば今は色んな商売ができるようになった。初期投資も仕事によるが最小限に抑えることが可能。まだまだ法人を名乗らねば信用を得るのも厳しいが、下請け業者としてコツコツやって行く道ははじめから普通に開かれている。なので、個人でのメリットと社員としてのメリットを秤にかけ、どっちがいいのかな?と考え、選択もできるようになった。これはもちろん対コロナ戦が与えた恩恵である。(ただし、このことに気が付いている人間はまだまだ少数で、いわゆる「社畜」は依然圧倒的マジョリティである)

③無駄な人間関係の縮小

虚礼廃止なんて言葉は今の若い人は知らないかもしれないが、昔は年末になると社員の名前と住所の書いたリストが回ってきて、年賀状を書くように強制されたものであった(嘘だろって?本当だよ)。個人情報?なにそれな時代だ。つい最近までこうだった。いくらなんでもそれ無駄だしやめよう?な?というのが虚礼廃止。嘘丸出しの礼儀や丁寧さは無用だということだ。俺の好きな言葉の一つである。

話が逸れたが、今はコロナ様のおかげでくだらん集会、飲み会、強制的な社内の勉強会、研修、講習などは最小限に抑えられている。もちろんそれでも強行する阿呆はまだまだたくさんいるんだが、前よりはマシである。

もちろん、しょうもない飲み会も激減の憂き目である。歓送迎会とか、懇親会とか、あの無駄でどうにもならないあのあたり。何しろお店が閉まって酒提供も禁止されてるんだからやりようがない。それでもデリバリーピザおっ広げて、アクリル板取っ払って送迎会をやっちまった阿呆な看護師集団を私は知っているが、まあそういうドアホもまだまだ沢山いるが前よりは‥以下略

④絆の消失

こう書くとデメリットなんだが、人との絆なんかどうせ幻だ。コロナ前からずっと変わらん。不変の原理だ。誰も俺が生きるのに助けてなんかくれん。当たり前だ。

政治も公共放送も、お隣さんも職場の同僚も、人は人を助けたりはしない。金貰えるなら助ける。それだけである。

コロナは人との絆を所詮幻だと気づかせたし、幻だと決めてかかっても特に問題は生じないと解らせた。それはメリットである。

⑤人と接さずに済む

もちろん、人と会うことは難しくなった。

疎遠な友人とは更に疎遠となり、微妙なセフレとはフェードアウトする。

男はマッチングアプリで女漁りを続け、女は貴方だけよと言いながらもっと手近で手軽な男に乗り換える。

人を切り捨てるのはかつてないほど簡単になった。嫌な人間関係を耐える必要はないと皆が喝破した。ブロックすれば瞬間に終わらせることができる。ちょっと嫌になればすぐブロック。最後には残るのは必然自分のみである。自分と見つめあう時間は増えた。これもメリットである。


あとはちょっとしたことだけど、セルフレジが急速に普及し、大抵は不愛想で腹立たしいコンビニ店員と向かい合ってぶつぶつ呟きあう必要は無くなった。メリットである。人とまったく向かい合うことも、話すこともなく外へ出て帰ってこれる。メリットである。

1つ重要なのは、世の中過渡期で変革のさなかにあるってことだ。セルフレジを例に出したが、これは普及してるのに使ってるやつはたいそう少ない。なぜか人々は有人レジに大挙して押しかけ長蛇の列を作り、俺はその横をすり抜けて悠々とチェックアウトだ。なぜ皆がこれを使わないのかワタクシには知る由もないが、おそらくセルフレジでは酒やたばこを買えないことが理由の一つなのだろう。つまりうまくやらなければテクノロジーは無用の長物ってことだし、新しい風もそれを活かせる準備が自分にないと新しくもなんともないってことだな。

蛇のような行列を全く意に介さず小銭をゴソゴソやってなかなか列から離れないババアに業を煮やし、イライラした様子で列から離れてポチポチとセルフレジをいじってみて、「あ~ん(´;ω;`)わかんないおう」と諦めて行列に並びなおしてるオジチャンをこないだ見た( ;∀;) 

時代に乗り遅れるってつまりそういうことなんである。悲しいことである。

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