恐ろしい混沌の時代だ。
水曜日の夜、仕事後に3時間ボルダリングをした後家路を急いでいたのだが、先週から明らかに増加したのが酔っ払いだ。それまでもいたと言えばいた。アルコール中毒と思われる、缶チューハイ片手にその辺に座り込んでる爺さんたちだ。彼らは間違いなくアル中である。コロナは関係ない。しかし、今週月曜から緊急事態宣言が解除され、街にあふれた酔っ払いたちはアル中ではなく、ごく普通のスーツ姿の若者たちだ。若者と言っても、ニュース全く見ずに好き勝手やるだけの屑のごとき大学生や老人とは異なり、普段は仕事を真面目に頑張りストレスと疲労で押しつぶされそうになりながら、懸命に生きている(と思われる)30前後の労働者である。