冨田真由さんの意識回復、内臓の損傷なし
http://www.sankei.com/affairs/news/160607/afr1606070047-n1.html
すごいことだ。何日意識不明だったのだろうか? 内臓に損傷はないとのことだが、脳に損傷はないのだろうか? 脳に後遺症が残っていないことを祈りたい。
安全に生きる方法はないのだろうか。女性らしい部分をきれいに摘出すればよいのではないか。化粧しない、オシャレしない、髪は丸坊主にし、無駄毛の処理をしなければ良いかもしれない。まあそれでも「ボーズドントクライ」では主人公は集団レ×プされていたけども。
目立つことをしない、楽しいことも我慢し、極力日陰の道を歩む。理不尽な暴力に晒されないために。なぜ彼女たちがそんな生活を強いられるのだろうか。それは全部性欲という魔物を内蔵する男という性のためである。
この漫画、女性作家のジェンダー観がかなり強く出ているのだが、おれぐらいの歳の物わかりの良い男が読むと、「ああ、、女って屈辱に耐えて生きているんだな、、」と素直に思えるのだが、馬鹿な男はこの「先生」がレ×プされるシーンでさえマスをかくであろう。
男は記号で構わないのである。かわいい顔、長い髪、胸の谷間、太もも、みえそうで見えないパンツ、ぷっくりとした唇、感じの良い笑顔、高いヒール、白い肌・・なにしろマネキンとヤれるんだから、、
まあなんでもいい。男がどの部分に性欲を強くもよおされるのかは個人差もあり、比較的にマニアックな性癖はフェチとか言われてしまい、予測することは困難である。いろんな性癖の男がいるからね。男はオシャレで化粧も濃い目で長い髪でおしりとおっぱいが大きければあとは何でもよい。それだけでセックスが可能である。
心の交流を求めるのはその後である。
派手めな女のほうが男の目を惹くのだが、中にはそういうのに飽きて地味な方が良いとか、性格が大事だから、とかなんとか言って厚化粧を性格が悪いと決めつけ、地味目な人や清純そうな(もちろん勝手な基準による思い込み)人を狙う男もいる。地味な人や清純そうな(もちろん勝手な基準による思い込み)人の方が性格がいいとか、自分に優しくしてくれそうとか、抵抗できなそうとか、色々な利害を瞬時に脳で計算し、自分にとって都合の良さそうな相手に求愛をするのだ。
本当にこうして文字に起こすと、男って言葉もないほど最悪である。
アイドルも、売れてない方が身近であるとか、自分だけが知っている=自分のもの、みたいな勘違いも起こりがち。マイナーなヴィジュアル系バンドを「おれがこのバンドを見出したゼ? おれが開祖だゼ?」とか言ってる痛い野郎がいたのを思い出した。高校生でこれだから大人も大差はない。
笑いすぎるのも危険だ。男は女に笑顔を向けられると、「この女はおれに惚れてる」と一瞬で思い込むことができる。その思い込みパワーで求愛活動をするのだ。想いが強ければ強いほど、犯罪とそれは近くなる。
まあ、想いとかなくともムラムラしたから、という理由で強姦に及ぶ男もいる。もはや猛獣だが、おそらくそうやって人類は子孫を増やしてきたのだ。動物と同じなのだ。発覚を恐れて殺す分、人間の方がタチが悪い。一体何人の沖縄女性が米兵に犯され殺されたのか。まあ、米兵じゃなくたって酒飲んだ男は誰でも強姦予備兵であるが、、、
富田さんを刺したキチガイも、間違いなくどこかの段階で「この女はおれに惚れてる」と思い込んだはずである。でも現実は違った。だから殺そうと思ったのである。
手に入らなければ硫酸を顔にぶっかける「アシッドアタック」という風習が西アジアに存在している。「acid attack」と検索してみればすぐに理解できる。この世は男が女を暴力で支配している場所なのである。
そして、イスラム国の例を見るまでもなく、男は本音では自分の言いなりに何でも言うことを聞く性奴隷が欲しいのである。結婚はそれを合理化する風習であった。今は多少まともになったかもしれないが、現実の大枠は大して変わっていない。
この世で女として生きるのは「男の顔色を窺い、男に勘違いされないように気を使い、男から身を守り、男からいかにおこぼれを貰えるのか考えること」と同義なのだ。
LGBTが流行るのも無理はない。LGBTに対する嫌悪感は、男権支配社会の崩壊を防げ!という本能からの命令かもしれない。
大人向けの少女漫画を読むと、女のモノの見え方や感じ方や考え方がダイレクトに学べるのでどう×い小僧にオススメだ。男権優位のエロ漫画ばかり読んでいては脳が腐るぞ。