「 書評 」一覧

「ドラゴンヘッド」と無法地帯

あらすじ:修学旅行の帰り道の新幹線がトンネル内で脱線事故を起こす。生存者はわずか3名。たった3名で新幹線の中でサバイバルをし、やがて家路を目指すようになる。

知ってる人も多いでしょう。当時はかなり流行ったと記憶しています。
新幹線という閉鎖空間における密室サスペンスと思われた本作だが、何のことはない、とっくに新幹線の外の世界も終わってしまっていた。灰が降り積もり、政府は機能を失い、流言飛語が飛び交い、少ない水や食糧をめぐって人々が争い、未来に何のビジョンも描けなくなってしまっていた。

※ちょい前に書いた”無法地帯特集”の復旧
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なにか一言メッセージでも残して行ってください

僻み

「仕方ないさ!神は男と女を別々の存在としておつくりになったのだから!」
なんつークーパー捜査官のセリフがあったように思う。クーパー捜査官はマジで名セリフの百貨店だ!これは確か中華系の実業家女と不倫する不良保安官を慰める時のセリフだったように思う。つうか不倫じゃなかったか?「ツインピークス」って不倫カップル多すぎるしマジにわかんなくなる。まあなんでも良いです。

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ホロコースト本 まとめ

思うところありホロコースに関して勉強しなおしている。

そこで持っている本をばーっと読み直したり、改めてまだ読んでなかったな~というのを古書で買いなおしたりしているのだが、もうおれ、ホロコースト関係の本はほとんど読んでしまったかもしれん。。。少なくとも新しく買ったとしても目新しい知識が得られにくい。もう知ってるよとなりがちだ。効率悪い状況になってきている。まあ今更斬新なホロコースト本を読みたいといっても「遊びじゃないんだよ!」と怒られそうだ。

というわけだが、ホロコースト本は数多あれど、これ読んでおけばいいんじゃね?というのは数冊に過ぎないわけですよ。

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「ブラッドメリディアン」と無法地帯

85年に発表されたコーマック・マッカーシーの比較的初期の小説だが、20世紀後半の最も優れたアメリカ文学の一つと評される作品である。

これはすさまじい。
舞台はテキサス州の帰属をめぐってアメリカとメキシコが戦争をした1845年前後のアメリカ南西部。主にテキサスとメキシコだ。正に無法地帯の荒野である。

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「アシュラ」と無法地帯

asyura

途方もない飢餓・・かつて日本は天災の影響でたびたび深刻な飢餓に襲われた。その度民は飢えて膨大な数死んだが、権力者は民から食糧をぶんどり生きながらえる。古くから変わらない世界の仕組みの一つだ。

※昔書いた書評の復旧

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「ザ・ロード」と無法地帯

ぼくたちは誰も食べないよね?
ああ。もちろんだ。
飢えてもだよね?
もう飢えてるじゃないか。
さっきは違うことをいったよ。
さっきは死なないっていったんだ。飢えてないとは言ってない。
それでもやらないんだね?
ああ。やらない。
どんなことがあっても。
そう。どんなことがあっても。
ぼくたちは善い者だから。
そう。
火を運んでるから。
火を運んでるから。そうだ。
わかった。

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