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DAU.退行【映画評・レビュー】

これの前作?の扱いである「DAU.ナターシャ」の批評はこちらをどうぞ。

DAU.ナターシャ【映画評】

前回も書いたように、ハリコフに架空のソ連研究所を建設し、そこで実際に万に及ぶ人々を送り込み、2年間そこで生活させ、撮れた映像を映画にした、との触れ込み。真偽は謎だが、出演者の演技はほぼすべてアドリブだとのことである。

この映画、、、、、というか映画?映画は映画だと思うのですが、とにかくこの「退行」は長い。6時間9分です。半端ねえ。劇場でも家でのDVDでも、6時間を超える映画を一気に観る羽目になったのは間違いなく人生初のことですね。まーもちろんTVシリーズとか、単に長い尺の映画自体はいくらでもあると思うのですが、これは6時間9分一気上映で、途中の休憩もたったの15分である。つまり、全部見通すのはけっこうきついとわかっていたし、なんなら途中退場しようとおもっていた。面白くなければ、途中で飽きたら出てこよう。なにしろ、今日は週に1度の貴重な休日なのだ、、、

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DAU.ナターシャ【映画評】

こいつはたまげた。

こいつはすげえぜ。

何が凄いって、ウクライナのハリコフに仮想のソ連研究所を建設し、そこに400人の主要キャストと1マンのエキストラを約2年にわたって生活させ、そこで撮れた映像を映画にしたことではない。

なんとびっくりなことに、これの続編?というか関連作があと16個もあるということである!

凄すぎ。なぜそこまでする笑 >>続きを読む


返校 言葉が消えた日【映画評】

これは今年暫定2位の佳作。(と言っても今年は映画を確か3本ぐらいしか観てないのでアレなんだが、、、ちなみに1位は「ロードオブカオス」

こう書くと、なに?つまんなかったの?という感じだがそんなことはないよ!これは本当面白かったです。元ネタはPCゲームらしいんだが、全然知らないのでそのお話は割愛。ただ、当時から台湾の白色テロを舞台にしているとのことで、ちょっとゲームファンの間では話題になっていたとのことである。

大戦終結後、共産党との内戦に敗れた蒋介石の国民政府は、台湾にヤケクソ臨時政府を樹立したのだが、実に40年以上も戒厳を敷いていた。その時代を白色テロと呼ぶ(「白色」は強権的な独裁国家を意味している。これに対し「赤色」は共産党主導の革命政府を意味する言葉だ)。

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ライトハウス【映画評】

今日は入れてたつもりの昼からの仕事が入ってなくて、休みに設定してるはずの木曜に仕事が入っていた。たまにこういうことがあって、ふっと時間ができたので映画を観た。場所は例によって神奈川県民最後の希望、「シネマジャックアンドベティ」である。

ず〜〜〜〜っと前から気になっておりながら、観る機会に恵まれなかった「返校 言葉が消えた日」であるが、ようやく観ることができた。この「ライトハウス」はそのついでに観た映画である。監督は「ウィッチ」のロバート・エガース。「ウィッチ」は隔絶された迷信深い時代と社会、異教の神が住まう不気味な欧州の森を描いた映画だった。

ウィッチ

「ライトハウス」は森から舞台は海へ。そもそも「lighthouse」は「灯台」という意味なので、普通にタイトルは「灯台」で良かったはずなんだが、相変わらず日本の配給会社のセンスはわかりませんな。

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ロードオブカオス【映画評】

そういえばこういうものも書いてた時期があった。

ブラックメタルを聴きやがれ!!

仕事後の僅かな時間を使って夜な夜な必死で書いていたのを覚えています。当時の俺は腰がすごく悪くて、これ書き終える頃には腰痛が劇的に悪化したものです。とはいえ、これはこの本をそのまんままとめただけです。だいたい。

お金払いたくない人は↑の記事を読んでください笑

上の本は馬鹿馬鹿しいサブカル本と思われてそうだけど、ブラックメタルの思想の変遷を、メタルの歴史と欧州の宗教史とを絡めて哲学してゆく超絶知的本なので、メタル好きな人は絶対読むべき。西洋哲学に興味ある人にもアピールすると思う。それでいてブラックメタル界隈のキチガイがもれなくアーカイブされてるので、楽しく読める知的本ですな。そのぶん思わず怯むほど分厚い。特にブラックメタル界最重要イデオローグであるヴァーグ・ヴァイカーネスの心の闇がどんどん危険思想へと深化し、単なるRPG大好きオタク野郎がどんどん戻って来れなくなって行く姿…涙なしには読めない。 >>続きを読む


ある人質 生還までの398日の【映画評】

 

「ドラゴンタトゥーの女」のニールス・アルデン・オプレブ監督の最新作(2021年現在)。

「イスラム国(IS)」の恐怖政治について詳しい者は日本にはほとんどいないだろう。アレは日本人にとっては対岸の火事だった。まさしく歴史に残ろう程の対岸の大火事だ。アレは本当にとんでもないことだったのだが、日本での影響は大きくなかった。マスコミは今と同じくすごく不安を煽っていた。最悪の場面を専門家に語らせ、それがもう明日にでも起こるかのように連日報道していた。しかし、日本では何も起きなかった。幸いなことだ。

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キムギドク死去

個人的に今世紀ワーストのバッドニュース。ツイッターのトレンドに上がってるのを見て「はああああ???嘘だろっ!」と絶叫しました。ノーガードのケツに突如突っ込まれた黒く尖った巨大なブツにハートはズタズタにされぽっかりと穴が開いたような感じというのか、、、表現とかどうでもいいがとにかく衝撃だった。そして寂しさと哀しみと絶望感がドドドドドーっと押し寄せてくるというか?親が死んでもこんなに驚かないし悲しくもならないと思う。最悪である。コロナウィルス憎し。

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スパイの妻【映画評】

学芸会度 100
お遊戯度 100
途中で帰りたくなる度 100
総合得点

 

いやはや、、、参った参った。。。。

史上最悪のゴミ映画でした(俺の精神状態が反映されたわけではない笑)

ここまでひどいとは想像してなかったなあ。。。てっきり重厚な歴史ドラマかと思っていたのだが、学芸会?お遊戯?演技も酷くて完全にガキ向けの映画。これ喜ぶのって旦那に生活の全てを依存して子供化してる主婦とかそういうの?ほかには全く思い浮かばない。試しに観てみてほしい(笑)。 >>続きを読む


異端の鳥【映画評】

なにやら「炎628」と比較されることが多い作品で、日本でも鳴り物入りで公開された。典型的なアート映画で、いわゆる娯楽映画ではない。全然面白い愉快な作品ではない。お勧めするかと訊かれたら「いや、特には・・・」と答える。

難点は、この映画の知名度の中途半端さゆえに公開されている映画館が限られていること、一日の中で上映される回数が極端に少ないこと、そしてこの映画の尺そのものがクソ長いことが挙げられる。そのため、時間に都合をつけてわざわざ普段行かない映画館に足を運び、たった一日一度のロードショーの為に近所のスタバで時間をつぶすという行為がとにかく難しかった。。こう見えてもワタクシは多忙な社会人である。ここまでするとなると「この映画にここまでする価値はあるのか?はたしてどうなのか?」と思案する時間のほうが長くなり、結局やめて壁登りに行っちまうんだ。この日はどうにか誘惑を振り切り、なんとか観てきた。思うに、駅前のレンタルショールームと接続して、大画面でオンラインで一人で好きな時間に映画を観れるシステムができるといいなあと思うんだが。多少割高でも構わないですよ、、

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人間の時間【批評】

我が魂の師キム・ギドク監督の最新作だ。といっても2018年の作品で、日本では冬ごろ公開されたが、クソ中華ウィルスのせいで映画館が全部自粛。(茶番だ)

早い話が見損なった本作だが、自粛明けと相まって、神奈川県民最後の希望「シネマジャックアンドベティ」にて最近また公開された。

そういえば前にも「TheNET 網に囚われた男」もここで観たんだったか。横浜のはずれの風俗街。チョンコとチャンコとヤクザと障害者と厚化粧のバイタしかいない。楽しい町だ。

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