どうしようもないもんはどうしようもないもんな

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つい先日、スタバの便所でうんこが1回で流れて行かない問題について熟考していたのですが、気が付いたらメールがピコーンと来ました。俺にメールが来るなんて珍しいことがあるもんだ、とパソコンを開きましたら、なんと「小説家になろう」という投稿サイトからでした。

今、一個編集中…というか完全に放置している小説があるのですが、これがあまりにも暴力的で猥褻で青少年にふさわしくない内容なので、該当部分を訂正するか削除しろと言うのです。(悪い部分がどこかは教えてくれない。グーグルやNKVDの尋問官と同じだ。)

なんじゃいそりゃ、と思いましたが、まー別に驚きもしませんでした。まあそりゃそうか、と思っただけです。つうか、ワタクシも編集に便利(段落頭に一文字スペース入れるまとめ機能だけ。それ使いたいだけ)というだけの理由で使っていたにすぎず、別に削除はしたってかまわない。というかそろそろWordに落とし込んで、それが終わったらこのサイトの利用は終了しようと。もともとそういう感じなのですが、俺が驚いたのは、この小説は検索除外設定にしていて、特定の人にしか見えないような設定になっていまして、前に試読をお願いした何人かの人以外は読めないようになっていたはずなんですね。それを嗅ぎつけるなんてねえ。すごい運営だ。

その試読をお願いした何人かのうちの一人が、いまだに感想を送ってくれないので、相当前に「そろそろ感想いただけませんかね」と催促したんだがそれも音沙汰なし。前々から俺のつたない小説を読んでは忌憚なく感想をくれていたお年寄りで、そうでなくともしょっちゅうメールをくれていた人だったので、「ああ、これはアレだな。お年寄りだったので何かあったんだな。おそらくもうこの世にはいないのだろう」と。そういう風に薄々感じていましたが、なんとなくそのままにしていたのです。

たしか文学賞の締め切りは3月だったと思うんで、そろそろやな~と思っていたが面倒すぎて放置していた。今回の警告メールはむしろ良いきっかけになりました。面倒すぎてもう応募すらやめてしまう可能性大だったので。

この小話はなんなのかというと、人生には努力すれば改善される部分と、いくら努力したって無駄な部分とがあって、自分の小説を会ったこともない審査員にめちゃくちゃ評価されて、何千もの作品の中からたった一つの最優秀作品と認定されるなんて、そんな夢物語は努力するに値しないということだ。書きたいもの書いて、何かのついでに印刷して送っておく、というスタンスぐらいでちょうどいいのかなあと思う。まあついでに、っていう割に応募作業はめちゃくちゃ面倒くさいので、現実には何かの気合なり情念なりがないと行動を起こす気にはならないのだが。

なにはともあれ、34で初めて小説を書きはじめて、「40歳までにめどをつけよう」なんてことをうっすら思っていたんですが、6個ぐらい長編書いたのかな?もう再来月で40になっちゃうわけです。むしろ37ぐらいで小説はほとんど手もつけられず、この2年ぐらいは興味関心熱情はクライミングと心理の仕事に移っていた。

時が経つのは早いものです。36ぐらいの頃に書いた原稿250枚ぐらいの中編がすばる文学賞で2次選考まで残って、モチMaxで気合入れて今度こそはと37ぐらいの頃に必死で書いた原稿500枚ぐらいの長編が、箸にも引っかからず一次で落選したのが大きかった気がしますね(そしてそれを最近読み返して「なんつうクソつまらない小説だ。落ちて当然じゃねえか」と自分で思ってしまったのがトドメでした)。それこそ250枚のの10倍以上の努力と熱情をもって書いた小説だったのだが、何一つ意味もなく虚空へ消えましたからね。こりゃ~~~ダメだ。普通にやっててもだめだ、と観念しました。

そのころ仕事も忙しくなり家を買ったりして、小説を書く時間も無くなり、それまでは250枚ぐらいの小説なら3週間ぐらいで書いていたものが、3年かかってもまだ終わってないという状況に。2年半は放置です。要するにやる気がもうなくなったのですね。

今回送るので、応募作業は終わりかな、間違いなく人生最後だな、それでいてその小説の完成度が高いのかと言われたら、全然それはナシで、途中で面倒くさくなったので適当に辻褄合わせて終わらせたという感じのどうでもいい小説。一次落選は確実です。なろう運営に削除するぞと脅される程度のダメ小説。。じゃあ何のためにこんなことするのかなあ、ただのけじめか。俺はけじめとか、そういうのが好きなんだよなあ。最近気が付いたけど。

人に評価してもらおうとか、人に自分を好きになってもらおうとか、そういう努力は大抵無駄に終わるってのは、若い人すべてに言いたいですね(「最強伝説黒沢」とか読んでほしいですね)。わざわざ経験しなくたっていいことです。真理ですよ。自分の力で変えられない部分です。他人の心や行動を変容させようってのは無駄。可能な手段があるとしたらテロだけでしょう。暴力だけです。暴力使うわけにはいかないでしょう。だから諦めろということなんです。

じゃあ、膨大な時間と努力を費やして書いた小説たち、どこかで何とか報われないのか?って考えましたけど、ネットで有料で公開するとか?全くそそられない選択肢しかないわけです。小説を書く過程において、俺は文章が多少は上達した面もあるかもしれないけど、だから何なの?上達して、それが何なの?と言われたら何にも返す言葉はない。意味は多分無いですね。残念ですけどね。

その点、クライミングは常に自分との闘いでして、頑張れば確実に上達があるんで、小説書く無意味さに辟易とした自分が今度はこれにハマるのは必然だったのかもしれません。そう考えれば少しは意味があったけどね。

人生寄り道いっぱいして、なんとなく騙し騙し進んでいくものなのかな、と思います。歳をとればいずれ全ての努力は無に還り、圧倒的な死という大いなるものに全てを消し去られてしまいます。それでも苦悩しながら進んでいくしかないのかな、と。

どうしようもないもんはどうしようもないもんな。

意味がないとわかっていても、それでも小説は最後のけじめとして応募したいと思います。

クライミングは40の誕生日までにV6を完登するべく頑張って参ります。

あと、元旦に立てた「女関係は封印する」という目標ですがこれは早くも失敗に終わり彼女がまたできました。俺は上で書き連ねたようなつまらん小さい人間ですがある種のタイプの女性には何故なのかモテるのです。もうこの際、長く続かせようとか思わずにダラダラゆるゆるお付き合いしようと思います。

では皆さんもそれぞれの人生を頑張ってください。小説を読んで感想を書いてくれた方々、本当に感謝しております。皆さんの武運長久を祈願します。お互い頑張りましょう。

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