全力投球

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昨日は仕事をさっさとあがって4時間ぐらいボルダリングしました。

最近はスラブ垂壁なら2級もそんなに苦労せず登れるようになってきた。1年前までは確かに「2級や3級を登れる日がいつか来るのだろうか?いや、絶対無理だろう」と思っていたのだが。

初心者にとっては2級も1級も初段も雲の上という意味ではほぼ同じだ。無縁である。考える必要もない。登ってみるのさえ時間の無駄。初手取り、離陸さえ不可能。それが2級以上、なんなら3級ぐらいに対してもそう考えていた。

それがまあ幾多の怪我をして寄り道を繰り返しつつ、肉体はなぜか強くなりスキルはどんどん向上。そして不屈の精神力も養われたように思う。

しかし3級打ち込みだしてから頻繁に故障や怪我に悩まされるようになったわけで、2級ばかり打ってたらそんなのもっと怪我するに決まっているのに、最近は俄然欲とやる気が出ていて、積極的に1級に挑んでいる。

過去に1級を落としたことはたったの一度だけだ。完登した瞬間大殿筋が攣り、痛みと疲労で両足が震え始め、その後ゆっくりただゆっくり降りればいいだけなのだが手も足も満足に動かず、ひいひい言いながら降りて地べたに大の字に転がったのを覚えている。普通ではない苦痛のはずだが、心は完全に涅槃の彼方だ。ニルヴァーナですよ。

クライマーたる存在は自分自身に対して異常にドSな人種が勢ぞろいしているように思う。常に自分の限界を試し、それを乗り越えようと日夜努力しているのだ。

昨日は夕方16時から20時までとあるジムで打ち込んでいて、2級3級は1時間もかからず全部撃破したが、とある1級課題のゴール取りが難航を極めた。3時間ぐらいそればかりやっていて、自然と人が集まりセッションが始まり、ツヨツヨの若者クライマーは苦も無くゲットして行く中、限界以上まで頑張ったが、やはりだめだった、、、

世の中、努力が報われるとは限らないと悟って久しいが、今回は参ったね。転落しすぎてまた足首がおかしくなったし、受け身ついていたら右肘が故障したし、指皮はベロンベロン。もともと故障していた薬指もまたまた腫れあがり、それどろこか全部の指が完全に曲げられるずじゃんけんのグーが作れない。腰に無理な姿勢を強いる課題だっただけに、当日のうちから腰回りに筋肉痛が発生し、よろよろしながら電車に乗って、何とか家に帰ったが、全身ガタボロ。ここまでなったのは久々で、ここまで頑張ったのにダメだったのだが、それでも気分は最高で、「クライミングって最高だな・・・」と疑いもなくそう思います。痛みで冷や汗かきながら、そう思うんですよ。そんなものが他にありますか?

クライミングは最高だ。。。もっともっと早く出会いたかった。なんなら10代の頃に出会えれば良かったのに、、もしそうだったら俺は40にして自分の店をもってオーナーになって自分で作った課題を毎日登っていただろうな。疑いなくそう思います。

ここ数年はアホみたいな仕事人間を地で行っていて、空いた時間は女と遊んで酒飲んでセックスるするだけだったんだが、確実にクライミングはセックスより楽しいし、やってると食欲も性欲もあらゆる煩悩が瞬時に消えるので、仕事よりも女よりも何よりも今はこれを優先しています。上司や同僚には完全に呆れられていて、怪我をするたびに顧客には「もうボルダリングは絶対禁止よ!約束して!」と頼まれるぐらいだが、全部無視だ。知らん。登れればそれで良い。どんなに怪我しようが俺は幸せなのだ。

今後は1級初段を軽く落とせるぐらいになって、本当の山に行って外岩登るのが夢。山で死んだとしても悔いはない。

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