すべきことをしろ

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最近また女にフラれたので暇つぶしに地方都市の合コンに行った(俺と一か月以上付き合える女は少ない。自己中なので)。地方都市?東京だと危ねえかな、と思ったからそうしただけである。

こういうのって男は会費が高くて、女は会費がほぼタダなんですよね。
さもなければ男だらけになってしまうからだ。どこもそうだと思うが、今回も1万円近くの金をポンと放り投げて参加しました。

よくある形式で、テーブルごとに男女数半々ぐらいの5〜6人ぐらいに分かれて、30分ぐらい歓談したらグルグル回って別のテーブルに行って、また「こんちゃ〜す、おなしゃ〜す」と頭を下げ、開口一発「今日は旦那さんには何て言い訳して来たんすか〜?」などといったような当たり障りのない会話を再度展開。また時間が来たら席を立つ。そういう感じである。

これで何をしたいのか?!無論、恋人が欲しいという人が大多数のはずなんだが、皆なかなか腹を割って話そうとはしない。さっき会ったばかりの名も知らぬ他人に「性のはけ口を探してます」などと真顔で言えるわけもない。男でさえそんなことは言えない。女はもっと言えない。当たり前だ。酒が入ったとしても、せいぜいオブラートに包んだ表現を使うのみ。「信頼しあえる関係で〜」とか「癒しあえる関係が理想で〜」とか「日常に彩りが欲しくて〜」だとか。そんなんだよな。

確か、乱行パーティーに参加したはいいが、なかなか皆がヤリ始めないものだから業を煮やすという感じの日本映画があったと思います。何てタイトルだったかな。確か門脇麦が濃厚すぎるベッドシーンを開陳してましたが。で、確か門脇麦はその映画に出演したことをかなり後悔している風で「自分が傷モノになってしまったような気がして…」と涙をハラハラと流しながらインタビューに答えていました。たしか。その美しさと言ったら言葉もなかった。無言で見惚れたよ。つうか、たしかこのブログのどこかでバッチリレビューを書いた覚えがあるので、暇な人は探してみてください。愛の渦?恋の波?そんなタイトルだった。たしか。

その映画の中でもね。今からヤリますかとバスタオル巻いただけの間抜けな格好で男女が面と向き合い、でも会話の糸口が見出せず男たちは無言になり、挙げ句の果てには女同士での女子トークが始まってしまう、みたいな。そういうシーンがあって俺は感涙に咽び泣いた。確か。(それぐらい感動したのにタイトル忘れるんだから老いって怖い。)

まーそんな感じで、俺はそういう時のヒリヒリとした場の雰囲気が大層好きで、そういうの観察してるだけでこんな風にブログが書けてしまうわけである。そうでもなけりゃこんな風に長々ブログ運営を続けることはできない。

話を戻しますと、この手の業者主催の他人同士が集まる合コンってのは、男同士の連携が大層重要である。無論彼らはライバルなのだが、露骨に争うなどもってのほか。他の男たちを無視して自分だけつまんないネタトークを展開するなどももってのほか。むしろ色々気遣ってやるべきである。何故かってのはいちいち言わずともわかるだろうから割愛。

その点、この日はなかなか男メンツが良かった。極端なイケメンがおらず、一人でクソつまんないウケ狙いネタトークを空気も読まずに延々垂れ流す野郎もいない。皆大人で落ち着いている。こういうのが良いのだ。運じゃないかと言われてしまえばそれまでだが。

女メンツは二の次というか。これぞ天のみぞ知る世界で、どんなにアレなメンツが揃っていようと1万円放り出したからにはその中から選ぶより他ない。どうにもなんないことも確かにあるが、基本的には目の前の中の誰かを選ぶ必要がある。そうするしかない。(無論これはギャンブルで負ける者がしばしば陥る典型的な敗者の哲学だが)

その点、この日は何だかよくわかんない僥倖に恵まれた。男が3人揃ったイカついテーブルに、いきなりひらりと美女が一人で舞い降りたのである。マスクしてるが「なんだよっ!?嘘だろっ!くそっ!」と憤慨して席を立ちたくなるぐらいの美女。

「いや、まだマスクしてるしわからん。わからんぞ…」と俺も人間不審なモノだから油断しないで気を張っていたのだが、カンパーイとやる頃に促されてマスクを外してビックリ。え?!泉里香だろ?!と思うような感じであった。もちろん、同一人物ではないが似ている。とにかく美しい。というか泉里香よりさらにセクシーだ。美である。「美人」と検索したら画像が出てきそうな勢いである。

場の空気がガラッと変わった。その場の男衆の視線は彼女の美しい顔に釘付け。ゴクリ…。隣からよだれを呑み込む音が聞こえた気がした。ほんの数秒ではあったが、完璧なしじまが場を支配した。そして思い思いにはじまる、男たちの質問と自己PRの入り乱れた乱闘。

まー僕は意外とシャイというか、こういう時露骨にガツガツ行くのってカッコ悪ぃな〜と思ってしまうタイプなので当たり障りなく様子見である。自分だけ話さないよう心がけ、自分が少し話したら相手にも発言を促し、時には隣の男にも「ね、そういうのないですか?」と主導権を譲ります。(とにかく日本社会では自分一人が喋り続けるというのはリスクしかない)

というか、毎日毎日コロナ感染者が指数関数的に増えて行く毎日で、正直めちゃくちゃ面倒くさかったのである。「今日熱あるからキャンセルしたいんですが、やっぱりキャンセル料かかりますよね?」と開催2時間前にこっそり電話していたぐらいだった。そしたらそこの運営「熱があってもキャンセル料かかります」だってよ!当然かもしんないけど、普通来さすかあ? 怖くないの??コロナかもしんないって話してるようなもんなのに。まー熱あるとかは嘘だけどさ。キャンセル料1万円を払いたくないばっかりに熱あるのに無理やり来てる奴が他にもいそうだな、とか、自分棚に上げて即座にそう思ったわけですよ。だからテンションは激低っすわ。最低の気分だったといってもいいです。どうせ今日は金と時間を無駄にして無言で帰宅するんだろ?わかってるさなどと、かなりヤケクソな気分だったので、せめて今日は出掛けた意味を何か一つ持って帰りたいと書店に寄り、めちゃくちゃうっさんくっさい「戦争は女の顔をしていない」(そう、あのノーベル文学賞作家の代表作だ)のコミック版をシブシブ購入していたぐらいであった。

ぢぐじょ〜。。と半ばヤケクソで会場入りし、泣く泣く10000円を支払い、軽く飲んで帰ろうと。あわよくば1人2人LINE交換して、2日ぐらいやり取りを楽しめればそれでいいかと。そんな気持ちですよ。そんな謙虚な気持ち。欲はゼロ。煩悩は無。しかし

そんな時こそ勝利の女神は微笑む…!

まーその目の前の超美人。もう美人としか形容しようがないのですが、すんごい目が合うんだよね。話してる内容は実に当たり障りない、毒にも薬にもならぬ世間話。実に退屈。しかし、誰に何を質問されても俺の目をまっすぐ見据えて、その美しく雅やかな声で答えるのである。。「んー…なんでこの子いちいち俺を見るんだろう。。その質問したのは俺やないですぞ?」とドギマギしてしまうほどだ。

で、ちょい俺が話せばめちゃくちゃ食いつきがいい。あまりに食いつきがいいからこちらにもトークの神が降りてきます。もともとワタクシにとって、ペラペラ喋って人を笑わすのはそこまで難しい仕事ではない。他の男2人が無言になってしまうほど、普通に盛り上がってしまった。

そこで神が賜りますボーナスタイムは終わり。
どう見ても57歳ぐらいと推定される老年女性が降臨。一人で喋りまくって場をしっちゃかめっちゃか。LINE交換すらさせてもらえぬまま次のテーブルへ移動である。

まー移動した先でもなんか知んないけどモテたね。公認心理師やと名乗ったとたんに目の色変えて媚び売ってくる女もいた。心理士になりたいんだと(あんなもん食えねえぞ)。一番モテたのは30~35歳ぐらいの頃だが、まだまだ俺も勝負する場所さえ間違えなきゃモテるんやな。。と感心したぐらいである。ただ他のテーブルで興味持てる人は一人もおらない。

二次会の話もあったが、普通に帰ることにした。美女は残っていたが、そこまで固執するテンションでもなかったので帰ろうと思ったが、まあでもこういうのはやることはやっておくのがジャパニーズビジネスマンの嗜み。「すいません~LINE交換ってアリっすか~?」とLINEだけはきっちり済ませて帰る。なぜか男たちに二次会来ませんか?と誘われるが「いえ、帰ります」と帰った。

まー実際はここで書くほどでもないようなネタが他にもあるんだが、割愛。いやーモテた。とにかく。でも興味がない相手にモテても全く胸躍らないすね。

そんなのはいいんですが、どうせダメやろ?と美女にライン送ります。今回の合コンは男は15人ぐらい来てたが、女は8人ぐらい?15人の男たちが一人の美女に群がるサマをアリーナで眺めたばかりでしたので、相当な頂上決戦ですよ。これで1万取るんだからひでー話です。

当然、女も山ほど寄ってくる男をすべて捌けるはずもない。だいたいLINEのやり取りも最初だけで、自然といつの間にか何のきっかけもなく返事が返ってこなくなります。それが自然の摂理でございましょう。この男女が背負う宿痾を前にすれば、濃尾無双の虎眼先生でもどうにもなんないと思われます。

返信なんか来るわけねーじゃん。これまでの経験則に照らしてもそれは確かですよ。だからやっぱり例によって何の期待もなく、それでもまあすべきことはすんべとどうも今日はありがとうございましたみたいなラインを送ります。すると、秒で返信ありですよ。おいおい、二次会中やろ?その後もピロンピロンと鳴るもんだから、久々にスマホをマナーモードに変えたぐらいですよ。

で、その後どうなったかなどはね。もうそんな下世話な話はしませんけれども。今日のこの話は何なのかと言えば、どうせダメだろうと思われるときでもやるべきことはちゃんとやっておけ。それが武士の嗜みだということである。無私無欲で臨めば勝利の女神がほほ笑む(ことも超たまにある)

諦めたらそこで終わりなんだよな。クソな少年漫画由来のこの名セリフだが、これは人生において真理なんすよ。

…はい!という訳で、例によって最後にこの話はフィクションです実際の事件団体とは一切何の関係もありませんというアレでしめたいと思いますが、草食系だとか非モテだとかなあ。そんなもん自分でそう思った時点で自分に敗北突き付けてるようなもんで、何の意味もない行為なんだよ。敗北宣言したところでだぁ~~~れも同情なんかしねえぞ。

自粛とかしなくていいから外へ出かけて狩りをしろ。肉を食え。後悔するのは死んだあとでいい。

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