こだわるべき道具 ビジネスバッグ編

シェアする

一つ言っておきたいのは、バッグは大変重要な男ツールである。。とはいえ、この選定の難易度の高さもまた最難関と言える。え?適当に青山で買えば? あー、いや、もちろん青山でいいんだよ。君のベストのビジネスバッグがそこにあればね。

バッグ選びがなぜ難しいかって、実用性とライフスタイルとファッション性と全てが複雑に絡み合うからで、あっち立ててればこっち立たずの世界な訳で、この難易度の高さは腕時計に匹敵すると思われる…。腕時計とバッグにこだわれず、適当に選ぶようでは大人の男とは言えない。色々なことに鈍感で、人に尻拭いばかりしてもらってる筈で、仕事もまずできないだろう。会社でも不良債権と化してる筈である!←酷い決めつけ

結局これを解決するために、大抵のジャパニーズビジネスマンはTPOにあわせて複数のバッグを持つ。手提げ鞄、トートバッグ、ショルダーバッグ、リュック、メッセンジャーバッグなどなど…。

しかし思うに、バッグを分けてると色々不便なんだよ!そう思わねえかい?「あ、あれはあっちのバッグに入ってるんだった!!」それがバイアグラだったらどうするの(笑)。

だいたいなあ!金曜の夜、仕事が終わってこれからデートだという時に、いちいち着替えてられねえし、バッグ持ち替えてられないし、そもそも一度家に帰るわけには行かないだろ!つまり、仕事着で仕事鞄で盛り場へ行き、オシャレ気取ったカフェバーやレストランで全力でカッコつけなきゃなんねえわけよ。

残念ながらうちの会社はスーツ出勤ではないから、ファッションに関しては個人的な工夫が必要だ。仕事帰りなのにジョギング中ですってカッコで短パンとスニーカー履いて駆けつけるわけには行かねえ。大学生みたいにパーカーとダボダボパンツ腰履きなどしていられない!全力でカッコつけつつ、スマートさ清潔感、真面目に仕事してました感を演出しなきゃならんが、スーツはこの全てを解決する。え?スーツはお硬すぎだって?何言ってんの?!ネクタイ外してボタン一個外すだけで簡単にオフモードじゃない!ネイビーのジャケットに水色のシャツ合わせてブラウンの革靴履いてるだけで大抵の女の好意を瞬時に搾り取れるというのに…そんなことも知らないなんて童貞だよ〜

というのはさておき、スーツはとても簡単。営業職がモテまくるのは当然なのだ。奴らは見た目が爽やかで男らしく、なおかつトークもゲロうまだからな。じゃあ普段スーツ着ない人はどうするの?!ってジャケパンスタイルしかないの!ジャケパン については過去にも語ったが、ジャケットはもちろん、腕時計、革靴、シャツ、スラックスなどなど、男の総合力が問われるメンズファッションの最終形態だ!⇦言い過ぎか?

とりあえず、これからの季節、金曜の夜に遊びまわるならジャケットスタイルで行くしかないし、仕事帰りなのにショルダーバッグやリュック背負って小洒落たレストランなどに出かけられるのか?否である。普通に男はジャケット着てビジネスバッグだ。それ以外考える必要はない。ダボダボパンツとかマジ童貞。

今回はビジネスバッグの話だから、バッグについて語るが、(やっと本題)これはマジむずい!個人的こだわりでメイドインチャイナは絶対嫌である。。メイドインチャイナに高い金を払う気はねえ!というわけでメイドインチャイナは全部ボツなんで、ユナイテッドアロー系列は全部ダメ。

じゃあ、いっそいかにもなビジネスバッグを選ぶとナイロン素材になるのだが…うーん。ナイロン。ナイロンは実用性とコストパフォーマンスにおいて完璧だが、なぜこうかっこ悪いのだろう…。丈夫であるがゆえに手入れを怠り、ボロボロになってるのにまだ使ってるおじさんもたくさんいるが、コスパが良いだけに一番安っぽいビジネスバッグとなってしまう。女に自分を安く見せても何ら得はない。「謙虚ね!ステキ!」などと思ってくれるはずがない。ただ単に舐められるだけだ。なのでボツだろう。

ナイロンで高級感を併せ持つバッグといえば、「オロビアンコ」などがひときわ気を放ってるのだが、いかんせんどいつもこいつもコイツを使いすぎである。イタリア製の高級ナイロンバッグのくせにアマゾンで一、二万で買えてしまうお手軽さゆえにとにかく使用率が高い。あまりに知名度がありすぎて、お値段も知れ渡っており、ちょっとアンテナの高い女性には「オロビアンコか…安いバッグね」と思われてしまう。他で例えればコーチなどがこの辺に分類される。ブランドなのにかえって「金ないんだな…」とバレてしまう。これは良くない。。あと、オロビアンコのバッグは基本床に置いた時に自立しないんでだめ。ナイロンがフニャチンのようにフニャフニャしてるからだろう。あと、デザイン面でもお堅いビジネスの場では使いにくい。面接などもまずダメだろう。

では、レザーはどうだ?高級感といえば革だろう。俺もかつてはそう思った。そう思って日本製の四万円ぐらいする革のビジネスバッグを買ったが、一年経たないうちにボロボロになってしまってお蔵入りだ。何故だろうか?革はとにかく水に弱いんだよ。ちょっと濡れただけですぐ縮んでしわくちゃになっちまう。これではいかにデザインで優れていようと日本の六月と九月を潜ることはできない。あっという間にくるくるパーマにされちまうんで全くおススメできない。

で、長らく俺は「じゃあ、一体何を使えばいいんだよ…」と悩んでいたのだが、このたび解決した。「ハンティングワールド」だ。アウトドア向けのお洒落なナイロンバッグをたくさん作ってるブランドだが、高島屋とかにも入ってるぐらいで高級感は申し分なし。で、アウトドアラインだけでなく、ビジネスバッグも販売していると最近知った。アマゾンで並行輸入品をチェックしてみると四万ぐらいで販売していた。並行輸入品は正義。またもやアマゾンギフト券が五万円ぐらい貯まってた俺は迷わずポチって使ってみるわけだが、これが思った以上に使いやすい。デザインもエレガントながら、アウトドアブランドらしい頑丈さ。必要最小限の機能しかないものの、しっかり自立するのも嬉しい。

生地の柔らかさ、丈夫さのバランスは難問で、柔らかすぎると傷つきやすく自立しにくいし、硬すぎると重いしゴワゴワするしデザインも無骨になる。その点これは良いね。。なんともいえぬバランス感。美しい光沢。。ブランドロゴが控えめでよく見ないとハンティングワールドだとわからないのもいい。ビジネスでも就活でも遊びでも使えてしまうだろう。これはいい。というわけで、ワタクシの私物自慢のコーナーでございました。

ビジネスマンたるもの、バッグなんかいらないよ、というわけにはいかないだろう。例え頭の中身と同様に中身が空っぽだとしてもバッグは断固持つべしである。雑嚢一つ背負わずに大陸を行軍した日本兵が1人でもいただろうか?
ビジネスバッグは我々が悪魔の資本主義帝国NIPPONで生死を問わず戦い続ける一兵士であることを疑いなく示す最重要アイテム。戦いを戦わぬ者を、労働戦闘民族日本人は決して評価しない。絶対に評価しない。

例えシャツにジーパン姿でも、こだわりのビジネスバッグ一つで急激にサラリーマンぽくなるので、バッグはまず入手すべき男の道具といえるだろう。