映画レビュー

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お客様がたくさん「あの映画観ましたか?感想を是非!」と声をかけてくれるのは大変嬉しいものですが、WEB拍手のメッセージに対して「返信する」という機能は全くなく、完全に黙殺!ポツダム宣言ばりの黙殺をかまし続けるのも心苦しいものです。みんな疑ってると思うけど、うちのWEB拍手はいつもかなり賑わってるの!


なので、ここでワタクシからのアンサーです。結論から申し上げますと、「観たんだけど感想書く気が起きない」というのが大部分です。素晴らしい映画でしたら誰に言われるでもなく自らレビューをあげますし、噴飯ものの駄作だった場合クソミソに貶してストレス解消の手段としてやるところですが、「うん…。。まあまあ?」という感じの場合、何も書く気が起きないんよ。あと、おれが映画レビューなるものにやり甲斐やアイデンティティーや楽しさを感じなくなったのが大きいだろう。人の褌で相撲を取るのが嫌だから小説書き始めたんだもん。映画ライターってのはいいね。あんなもんで金もらえんだから。ほぼ不労所得じゃんか。勝ち組だな。

というわけですけれども、レビューを書かずに放置してると、ほんっと感想は日に日に薄れて行き、見た事実さえ忘れる有様です。確かみたよな?観たはずだけど何も覚えてない、、、、とすぐなる。

なんでまともなことは今更何も書けそうにありません。
「ハイドリヒを撃て!」という映画が確かあったと思うのですが、これに関して妙にお問い合わせが多いんですけど、これは確か横浜の風俗街のど真ん中に位置するミニシアターで観たはずなんですが、「うん、、、まあまあ」でしたね〜。まさにど真ん中「うん、、、まあまあ」っす。映画館の大画面で観て「うん、、まあまあ」なんだからたぶん家でDVDで観たら寝たと思います。

いわゆるハイドリヒ襲撃事件の模様を映画化。「暁の七人」に対するチェコからの回答?イギリス諜報機関に育てられたチェコ兵がハイドリヒを殺すのだが、その後ナチに包囲されて全滅するんすよ。前にプラハを旅行した時に、このチェコの工作隊が立て籠もった教会にわざわざ足を運び、展示を見てきましたんで、この映画にも自然と期待は高まっていましたが今ひとつもいいところですね。言葉英語だし。チェコ映画なのに。チェコ人がチェコ人同士で英語喋るのは何をどう脳内補完したところで奇異な表現です。「嗚呼、アメリカに輸出したかったんね。。。でもそれならもうちょいアクション増やしてハッピーエンドにしねえとな」などと夢も希望もないことを思ったね。中途半端な欲をかくと映画も文学も全然つまんないんで、この映画が全く巷で話題にさえのぼらないのも無理もない。確か主演俳優が「ダンケルク」にも出ていたと思うが、おかげで地味なイメージですね。ハイドリヒがめっちゃ撃ち返してくるのが面白かったが、これは史実だそうです。(だからなに?って感じですが。。。)とにかく地味な映画でした。

あとはなんだっけなあー
覚えてないね(笑)。

映画はちょくちょく観てるはずなんだが、感想書かないで放置してるとどんどん記憶からあぶれて消えていくね。昔はそれが嫌だったんだが、最近はどうでもよくなってしまった。あと、最近観たんだが原発後の福島の人々の荒廃した暮らしを地味〜に映像化した感じの映画がありましたが、タイトルさえ覚えてない。役所で勤める地味な女性が、週末には深夜バスに乗って渋谷に行ってデリヘル嬢やってるというお話だが、モデルケースがあったのかなんなのか。。。。タイトルは「彼女は間違ってない」とかそんな感じだったと思うが、デリヘルやってる時点で人生失敗してるのは確定だろ。。。そこをおためごかしで適当に物分り良いフリするから、売春という野蛮な風習が淘汰されるでもなく続いていくのだ。とはいえ、女優は美人で脱ぎっぷりも良いし、フェラシーンに至ってはボカシ付きで、男に関してはほんとにチン×出しておしゃぶりもほんとにしてるのかしら?親が観たら泣くだろうな、と思ったよ。⇦褒め言葉

「全員死刑」の舞熊氏をパチンコ中毒のちょい役で使い潰す贅沢なキャストに加え、補助金でパチンコやってるだけの駄目男たちのリアルさや、女は困窮すると結局売春するという諦観が大変にウザい映画でした。福島でこれやったら単なるディスだろ。こういうやつら確かにいるんだろうけど、なんだかムカついただけで終わった映画だな。面白くもなんともないし。何を訴えたいのかもわからない。主演女優がデリヘルスカウトの都会のイケメンに惚れてるという設定も激安かつ冒涜的で、変に生々しいだけに嫌な気持ちになった。

仕事を失い、パチンコやってるだけのクズ男どもばかりで、周囲の男たちがまったく頼りにならないってのはわかる。そこで表面的な優しさ、ツラの良さ、ちょいワルな薄皮一枚だけの男らしさに惹かれる女優の姿は映画的に見ても現実的に見てもまったくバカバカしくて話にならない。監督は女か男か知らないが、女を下に見てるのは確かだし、男が嫌いなのも間違いない。とてつもない厭世観で、おれでさえドン引きする救いのなさだ。

あの地震の被害者は圧倒的に老人が大多数なのだが、老人がほとんど出てこないのもおかしい。社会派映画のフリでもしたいのなら、仮設住宅に住まう主人公は独居のババアにするべきだし、娯楽映画にしたいなら舞台を福島にするべきではない。故郷を追放された老人たちがこの映画を観たらいったいどう思うのか、その想像力にまったく欠いた嫌な映画だ。

……というわけで、この世には手放しで褒めるに値する映画は殆どない。物分り良いフリして全部褒めるのは楽勝だし馬鹿でもできるが、こうやって貶すのも大変に孤独な作業。

「君の名は。」も感想書いてくれ、と誰かから来たから観たけど、これも何一つ覚えてない!後半はよく観てなかったと思うのでストーリーもオチもよくわからんので、何も語れない。覚えているのは胸がムカつくような嫌悪感だ。「Disgust〜!!」とデスボイスで吐き散らしたくなるような嫌悪感だ。覚えてない。何も覚えてないが、きもちわり〜!という嫌悪感だけはよく覚えている。

上の三つはここで出てこれただけまだマシだ。あとはタイトルさえ覚えてないし、思い浮かべても浮かんでさえこないんだもん。ここに映画レビューはもう期待しないでくらはい。ここはおれの日記帳。日記と書いてべんじょと読む。そういう場所に成り下がっちまったのさ。。。(というかもともとここはおれの便所なんだよ。昔からそうなのさ)