裁量労働

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意味不明だ。

自民党が調子こいてる一つの兆候として、このような労働改革を装った法案をおおがかりに持ち出してくる。昔からそうだ。ホワイトカラーなんちゃらだの、同一賃金同一労働だの、裁量労働制だのと、いつも言い方は違うがいつも目的はまったく同じ。少しでも奴隷を安い賃金で長時間働かせる、合法的な枠組みが欲しいだけ。過労死なんかもっともっと増やしたい!嬉し涙に打ち震えながらブラック企業を支援する政党、皆さん大好き自民党です。

とはいえ、いっつもずさんでやる気があんのかな、と不思議になる。毎回頓挫に追い込まれるし、メディアに叩かれて自滅している。で、特別何事もなく日本の会社の古い体制は存続する。何も変わらぬこの国の労働環境。改革しようがすまいが同じこと。国民の意識に革命でも起きない限りまず無理。結局長い時間遅くまで残って働く奴がこの国では一番偉いし、定時で帰る奴は容量良いだけの卑怯者なのだ。

ワタクシも最近は脂が乗りに乗ってる三十代の労働者であるから、最近は仕事がすっごく楽しいのだ。馬鹿どもに顎で使われる時代は終わり、自分のスケジュールは自分で管理する。必要に駆られて残業するし、仕事後に予定があれば早めに仕事を済ませて定時で退社も余裕である。んで毎月45万ぐらい貰っている。もうちょっと頑張れば50万も可能だ。大学でたての初任給が手取り15万だったけど、その時代が懐かしい。1日15時間ぐらい働いてそれだったのだ。

今は、昔と違って裁ける仕事がとても増えたし、人脈も広がったし、頼りにされることも増えた。というわけで、色んな仕事がたくさん舞い込んで来て千客万来商売繁盛だ。忙しさにきりきり舞いで、体力的にも精神的にもとても疲れる。最近は21時には布団の中だし、歳のせいかそれぐらい横になってないと疲れが取れない。バリバリ働き、金を稼いで週末には全力で遊び呆けている。これはこれでとても幸せ。女にもまあまあモテる。別におれは今のままで幸せだ。既存のレジームで長年下積みし、もがき苦しみ、がんばって今の立場を勝ち取ったんだから、既存の秩序を今更破壊するのは反対。迷惑だ。今日までがんばってきたのは伊達ではないわけで、おれはそれこそ戦ってこの位置を勝ち取ったのだから。

下らん政治家の利権で労働時間が伸ばされるのも、アホで怠け者のTwitterエリートががなり立てるがごとく、弱者に合わせてみんなで貧乏になりましょうなんて思想も本気で迷惑だ。俺は今のままでいい。ここまで来るのに15年ぐらいかかったし、その間知恵と体力を振り絞って、社会に殺されないように、磨り潰されないように、生き馬の目を抜くみたいにして必死で生きてきたのだ。今更アホどもを甘やかしてどうなる。金持ちの爺どもを肥え太らせてどうなる。真面目に働いてる人間にしょうもないちゃちを入れるな、と言いたい。こっちは毎日のように目の前の仕事を片付けなきゃなんないんだから、クソどもは勝手に死ぬまで議論していろと言いたい。つまらん冷やかしは迷惑だ。