X JAPAN

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最近はマニアックな洋楽は全然聞かないですね。そういうのを発掘するのがひたすら面倒くさいです。そうとしか思えなくなりました。

デヴィッド・リンチの「ストレイトストーリー」という映画があります。おれはこの映画を観た時、「デヴィッド・リンチはもう終わったな」と思ったものでした。何とも言えない映画です。ただ、若者がこれを観ても面白いはずがない。これは歳を取ることの虚しさを描いた映画だからです。老病死から逃げられぬ人の哀しみを描いてるわけで、若者が観る映画じゃないのだ。

とはいえ、地味な映画で、正直どんな映画だったかほとんど思い出せませんが、「若い頃は時間は無限にあったのに、今じゃこんな歳だ」なんて台詞があったのはよく覚えています。ジジイが言ってるのかって?違います。多分おれと同年代の中年男がバーで酒をかっ食らいながらヤケクソで言ってたと思います。おれは当時その気持ちが全然わからなかった。

歳を取ると人は価値観が変わるんすよ。大事に思えるものも変わります。すると必然今まで大事だったものがどうでもよくなったりもします。そんな訳でタワレコで四時間ぐらいかけてAからZまでのCDを全部チェックしてた頃には戻れませんし戻りたくもない。そんな訳で聞くのはXJAPANです(真顔)。

よく聞いていたのは中学生とか高校生の頃ですね。Xが嫌いだという中学生にはほとんど出会ったことありません。つうかそれはさすがに言い過ぎだと思うが、青少年を引き寄せる「哀愁」と「スピード感」と「中二的自己愛」がぎっちりと雪の下で育てたキャベツみてえに詰まってるからな。Xからメタルにハマる人間が殆どではないかと思う。とても影響力の強いバンドです。

んで、おれが好きなのは、今でも現役だということです。特に「ソウ4」というどうにもならない映画を博多のソラリアプラザで観たときに、エンディングテーマでXの「Ⅳ」という曲がかかったのには感動しましたね。グローバルに活動してるやん、、、とかつての旧友であるかのようにおれは嬉しい気持ちになったのである。

んで、20年ぶりだかのアルバムを今か今かと楽しみにしているのに、毎度毎度延期されてその都度ガッカリしているのは内緒です。痺れを切らしてシングル曲はすべて購入してしまいました。「」と「BORN TO BE FREE」(←いいフレーズだ。ボーントゥビフリー♪)がお気に入りです。

海外進出してからは、アメリカンへヴィロックの流行も取り入れた作風ですが、初期の作品も大好きです。特に「BLUE BLOOD」は名作じゃねえかと普通に思います。良い曲が目白押しで、これが売れなかったはずないよな、と深く納得。

「X」「BLUE BLOOD」「紅」「WEEK END」と今聴いても素晴らしすぎて全裸で走り出したくなるような曲が当然みたいに繰り出されます。すごいCDだな、と真顔で思います。何回聞いたのかわからないぐらいだが、いまだに飽きが来ないからなあ。こういうのは滅多にないので貴重です。

アルバムの「DAHLIA」もたいそうお気に入りで通勤の電車の中で毎日聞いております。ストレスフルな満員電車の唯一の癒しかもしれないですね。音楽の持つパワーは偉大だなあ、と素直に思わせてくれる良いバンドです。早くアルバム出してくれ!

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