BLAME!ブラム劇場版

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な、な、なんじゃこりゃ〜〜!?
け、け、傑作だよこれは傑作だよ〜〜!!
いつの間にこんなもん作ってたの〜〜?!
日本のアニメ制作者たちは天才技術者のエリート集団なのか〜〜?!
もう何もいうことない!総合得点100点だよ〜〜!!
シリーズ化してくれ〜〜!!
毎年やってくれ〜〜!!
10年でも20年でも待つからもう一度これを観せてください〜〜!!

うむむ、、いきなり興奮して失礼、、
う〜〜ん、まだ心臓が痛む…興奮し過ぎた、、
ヤバすぎだった!これはおれの人生ナンバーワンアニメだよ〜〜!!

絶対劇場で爆音で観るべきだよ〜〜!

つうか爆音エディションがあるそうなんだが、来週またそれを観に行くよ〜〜!

これ、しかも、どういうわけか二週間限定公開なんだよな。。。なんで?マニアの集客しか見込めないからか?ある意味それは正しい戦略かも、、、絶対二回は観ないと後悔するよ〜〜、、

原作は知る人ぞ知るマニアック趣味の極北のような漫画だ。おれは大学生の時にこれをたまたま知って、リアルタイムで連載を追った大ファンである。コミックも全部持っている。
(ただし原作者弐瓶勉氏の代表作?ともいえる「シドニアの騎士」は序盤で投げた。アニヲタ臭すぎる)

「BLAME!」はアニヲタ臭はあまり感じさせない、バンドデシネ風の作品で、今読んでもオシャレなSFなんだが、弐瓶勉氏はもともと建築士らしく、建物を異常なまでにフェティッシュに書き込みまくるスタイルで、人間の描き方はまだまだ修行中という感じであった。

その点この映画版はヅルがウルウルお目目の巨乳美少女に、ステゾウやおやっさんがサーファー風の渋いイケメンに改変されているなど、日本アニメ独特のウェット感とうまくクロスオーバーしているな、と感じた。まあ、おれの中ではサナカンはあんなペラペラ喋んないし、冒頭の美少女声風のモノローグなど、なんなんだこれは?!原作レイプだろ?!と即座に認定しそうになったけど、原作の超複雑かつ完成度の高い世界観を105分のアニメでまとめるなら、モノローグもよく喋るサナカンも必要だったと思われる(つうかモノローグはラストで誰が喋ってるのかわかったので気にならない)。サナカンやセーフガードの超無機質な残虐性は原作に一歩劣るが、この映画も十分に健闘してるし、サナカンの化け物じみた為すスベもない感は問題なく健在。ゾクゾクし過ぎて心臓が痛くなった。

冒頭の電基猟師のガキどものグダグダ加減はかの駄作「進撃の巨人 劇場版」を連想させてたっぷり不安になったんだが、そこでいきなり現れる主人公「霧亥」がぶっ放す重力子放射線射出装置のデタラメなケレン味を前にすればもはや言葉は不要。「セッション」のフレッチャー教授ばりにプルプル震えて感動し、即座に傑作認定してしまった。。。オシッコ漏れそう。。か、カッコいい、、カッコヨスギル、、

また、原作ファンをニヤリとさせる演出も随所に挟まれつつ、原作が持つ一見さんお断りな難解すぎる空気は映画では柔らげられている。シボが空気読まずに次々くっちゃべる難解な世界観の説明台詞も、ステゾウに「何言ってんのか全然わかんねえ…」と喋らせることで、観客にも「ああ、今はまだわからなくていいんだ」と安心させる丁寧な演出。話は実は王道級にシンプルで、旅人が途中立ち寄った村の困り事を解決するという、黒澤明の「用心棒」、はたまた最近ではど真ん中「マッドマックス 怒りのデスロード」的お話だったはずである。ラストなんか、上からマックスを見送ったフュリオサに対し、下から見上げるように霧亥を見送るヅルの図式は、これがマッドマックスの完全なる影響下にあることを物語る。実際映画が持つ興奮度はマッドマックスに勝るとも劣らない。

ラストはとにかく日本の古き良き英雄像、「寡黙な優しい力持ち+特攻隊や226叛乱将校的自己犠牲」まんまの構図で、原作の霧亥が持つキャラクター性を短時間で表現してみせた名シーンだと思った。5年落ちのiPhoneばりに充電がもたない霧亥も、物語にウルトラマンじみたハラハラ感をもたらす秀逸な改変だ!

この映画版は監修に弐瓶センセーも加わり、デザインなども担当しているとのこと。この劇場版の成功を見ると、映像化やアニメ化に原作者を加えるのは当然の配慮では?と思わされる。つうかセンセーによれば「続編作る」とのこと。嬉しい笑 次は珪素生物をいっぱい出してくれ〜〜!!

そんなわけでラストは不覚にもウルウルきてしまった。。とにかく最高だ!来週また爆音エディションを観てパンフレットを読み込んでまた語るぞ(笑)。

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