中村文則ー『土の中の子供』

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もう読んでけっこう時間が経ってしまったんで記憶も薄れて参りましたが、最近マイブームの中村文則氏の作品で、芥川賞受賞作だ。

ただでさえ、作風もストーリーも登場人物も似通っているので、記憶が薄れだすと「あれ?あの場面は『銃』だっけ?『遮光』だっけ?『土の中の子供』だっけ?」という具合にこんがらがってしまう、、、それほどこの作家の作品は全部似ている。純文学ってそういうもんかもしれんが、あまりに似ているのでレビューも似通ってしまうのは避けられない。。村上春樹なんて目じゃないぐらいものの見事に「主人公が作者自身」なのだ。

今回も例によって過去にトラウマを持つ中二の主人公が、内省し、悩み苦しみながらまた勝手にナオン(死)にモテる話だ。以上。終わりである。

これ読んで「救われた」とか言ってる奴は人生大丈夫なんかと心配になってくる。作風といえばそれまでだが、あまりにも工夫がない。登場人物は本当に似通っているのであえて書くまでもない。またいそうでこんなやついねえよっ!っと吐き捨てたくなるような、クールぶった主人公と、ヤリ×ンだけど主人公の傷を全部受け止めてくれる純粋な女、みたいな(そんな女おれは見たことねえからなあ)。そんなのが織りなす現代日本の暗い話だ。

もう、本当に他作とストーリーがこんがらがっちゃってるんで、もうこういうことしか言えないのだが、本当にいつもと同じだ。一度賞を取れば、それと同じ作風の小説をどんどん書けば賞が次々獲れるということか。いいんだか、悪いんだか、、、

例えるなら、毎回同じ作風のロックバンドのニューアルバムを聞くような感じか。ロックだったのにいきなりジャズをやるわけ行かないもんな。それに似た話かもしれん。

以上、語ることは多くないが、この作家の作品は『銃』を読めば多分それでもうよいと思います。『教団エックス』はひどいぞ~~~~~、、、、ここで引用してもいいが、あまりに馬鹿馬鹿しい上、本筋とずれた話題で、他作品を酷評するのは本意ではないのでやめておく。それにグーグル神に怒られてもつまらん、、ネタとしては笑えるので興味ある人には勧めたい。女性に読んでほしいな(笑)。

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