KORN

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マイガーーッド!!ソウユーウォーッチ!!マミーワーーーイ!!ユーゥオンチャーイル!!ファッキューー!!おーーんおんおん、、、ファッキュー!!ファッキュー!!ファッキューゥゥ、、、マミーワァァイィひひひっひっっ・・・ひっくひっく・・・・・・・

というわけでございますが、、、

真の悪とはなんだろう?


それは児童虐待である。それも性的な虐待はより虫唾が走るという意味で最悪である。
一体これがいつから公然と語られるようになったのだろう。
児童虐待のニュースはおれが子供のころはほとんど見かけなかった。
「しつけの一環ですから」で、全て済んでいた暗黒の時代は、つい最近まで続いていた。

しかし、いつしか子供をレ×プするような怪物が社会の中で人間の顔をして歩いているらしい、ということがささやかれ始めたのだ。
信じたくない現実。多感な頃のおれは、この世のクソさに眩暈を覚えたものだ。

このアルバムは発売されてどうやら22年も経つらしい。おれも歳をとるわけである、、、

コーンと言えば、モダンヘヴィネス界隈では開祖とも言われる重要なバンドだが、良いCDはこの1stアルバムだけである。
そこまで断言するか?!2ndもけっこういいじゃないか。
お利口ぶるのは良そう。正直に話そうじゃないか。

結局イイのはこの1stだけである。おれも「2ndもけっこういいじゃないか」と言っていた時期はあったが、とっくに通り過ぎたの!
結局、本物の怨念が込められているのはこの1stで、あとは1stっぽい作風のイミテーションである。
(つうかジャケットがクソかっこいい。当時はこのジャケットのデカポスターがCD店に貼ってあって、何事だ?!何事だ?!とロックファンの目をひいていた。つうか、浪人時代のおれの部屋にこれが貼ってあったのはいい思い出だ。当時はけっこう入手困難だった)

1stは当然デビュー作なわけで、売れようとか有名になろうとか、この作風で考えていたわけではないはずである。こんなネクラで重いもん誰が聴くか。

しかし、それでも敢えてこれを放ったからには、コーンは金や名声以上に、世の中にぶちかましたい何かを求めていたはずである。そして、実際これはとんでもない激震をロック・メタル界にもたらした。なんつう暗くて内省的で重くて病んだ音楽だろうか。ロックは本来明るくて陽気な音楽だったはずなのに、ニルヴァーナのせいで重くて暗くて繊細で良いのだということになって、世界にそれが浸透していった。マクロな視点でみれば、次に続いたのがコーンやマリリン・マンソンだ。

虐待されていた。おれは虐待されていたんだと、フロントマンが公言している、というのは両バンドの共通点だろう。

1stでガツンと全てのロックファンを腰砕けにさせたコーンだが、皮肉にもこの作品によって今まで無縁だった金や名声が転がり込んできたと思われる。今までショボいホワイトトラッシュとして自分の内面に広がる地獄の情景をサイコドラマとして演じてきたジョナサン・ディヴィスだったが、金も名声も手に入って、女も寄ってくるし他人はチヤホヤしてくれるしで、毒気は薄れ、怒りも渇きも枯れ果て、2nd以降は見るも無残な有様である。全然毒を感じないし、もう何をやっても偽物だな~と感じてしまうのだ。

その点、この1st。この1stだけはモノホンのダーク・オブ・ザ・ロックである。ロックの暗黒面。全編に漂う狂気と怨念。悲しみ。絶望。怒り。恐怖。闇。本当に今聴いてても失笑しちまうぐらいに本物の負の感情が、達磨が転がり込んでくるように押し寄せてくる。どこ切り取っても痛々しい。ラストナンバー「daddy」の本気の号泣、今でもひいてしまう。「ナハハハ・・」と乾いた笑いが自然と出てくる。こんなもん初めて聴かされた時はドン引きだった。でも最近また聴きなおしたらやっぱりドン引きだった。不朽の名作は色褪せないのである。

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