男女差別が起こる構造について

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日本は男尊女卑社会と呼ばれる。遅れた原始的な社会だとしばしば糾弾される。確かに日本はある面では男性が有利な社会である。しかし一方でそれは西欧的な価値観や常識から言われていることも否めない。おれは、といえば、若いころは日本は女尊男卑社会だと信じて疑わなかった。
なんで男女の不平等感が生じるのだろうか?そのわけを考えてみた。


まず最初に、これは単なる私的哲学であり、単なる持論であり、酒飲みの与太話以下の代物であることは言っておきたい。仮説である。仮説だから怒らないでほしい(笑)。

仮説 明らかに役割が違うから
役割が違うですって?! それが差別なのです!と言われたら言葉もなく謝るしかないのだが、これはこうあるべき、とかではなく現実の話である。ひたすら現実はこうなってるよね、という話だ。役割とは義務というか、お仕事というか、面倒ごとを引き受ける、というニュアンスで理解してもらいたい。つまり、男で女で、損な部分、、である。物事には長所も短所も表裏一体なところがあるから、その代わり、、という捕捉も入れて整理してみよう。

男の役割
常勤で仕事をし続けること。鬱病になろうが癌になろうがお構いなしである。これができなければ欠陥人間扱いを受ける-その代わり家事は適当でもよい、或いはしなくても許される。

力仕事、日曜大工-その代わりおばちゃんがちやほやしてくれたりする。男らしさを発揮する場面でもあるかも?今時そんな程度でチヤホヤしてくれないって?そうだね。日曜大工まではしなくてよいこともある。

デートの時は女に飯を奢る、多めに出す-その代わり理解の良い女は半分出してくれたりもするし、奢れば大抵の女は気分を良くする。(男のほうが多めに食べていることが多いから多めに出すのは普通のこと、と思えばそんなに辛くはない)

稼いだ金は家に入れる、妻が管理する-その代わり男は仕事に専念できる。独身者は関係ない。

男は辛くても泣き言を言ってはいけない-その代わり強い男を演じることができる。実際は愚痴っぽい男はたくさんいる

男は無駄口をたたいてはいけない-その代わり寡黙で知的な男を演じることができる。逆に面倒なおしゃべりに付き合う必要がない。

女の役割
家事、子育て-その代わり仕事をしなくてもそこまで責められない。子供が熱出したといえば面倒ごとはサボり放題。

経済的弱者、色々な理由で仕事を続けにくい-その代わり旦那の金を管理できればうまい生活が楽にできる。できないと悲惨。

コミュニケーション能力の低い夫の代わりに頭を下げる-その代わり良妻賢母を世間に演じられる。

男に馬鹿にされる-その代わり力仕事をサボれる。デートでは多めに出しえもらえる。仕事はしなくても良い。

レ×プの危険-その代わり夜遅くの残業を免除されるかもしれない。夜遅いと車で送ってもらえることもあるかもしれない。イマドキそんなこともねえか。つうか、送る男は確実に下心持ってるしメリットになってねえな。それなのにその程度しか思い浮かばない。これが一番のデメリットではないか。女でいることは大変だ。

親の介護、時には義理の両親まで-その代わり仕事を(以下略)。今時は老人ホームに預ける人も多い。

どうだろう。これこそ偏見だ(笑)。というのは置いておいて先に進みたい(笑)。
整理すると、男は仕事何が何でも泣き言言わずに続け、稼いだ金は全部女に貢がなければならない構造が見えてくる。
反対に、女は仕事を続け難いが家事やら子育てやらその他、家の中の面倒事をきっちりやらねばならない。
こういうのが理想とされていると言うことである。テレビドラマとかで高倉健的な寡黙で実直な親父、吉永小百合的な優しいお母さん、、こういうイメージはなんでこった!21世紀になって15年も経つのにまだ健在である。伝統と呼ぶべきか亡霊と呼ぶべきかはわからない。しかし、現にあるのは確かである。

私は男だから、男としてツラかった話はたくさんある。中でも一番ツラいのはこれだ。
「何でも決断することを求められること」だ!
これができないと軟弱、優柔不断の誹りを免れない。かといって独裁的に決めすぎると「男はわがまま」、「自分勝手」などとの批判を受ける。

このダブルバインドだけでもかなり辛いのに、更にである!

いや、仕事とかバイトとか、新人で立場が弱い時はどうにもできない。新人が偉そうに物事を決めることはできないし、おとなしくしていてもは舐められてしまう。これは男のくせに、何かを全部決断して周囲を引っ張っていくような、本来そういう強いものでなければならない存在のくせに、弱いなんて許しません!死になさい!という、現代日本が抱える深刻な矛盾で、これに苦しむ男性は多いと思われる。特に弱い立場の男をいびるのは、顕著に女性である。おれの場合は確実にそうだった。男の先輩、上司の方が面倒見が良いのである。それに優しい。厳しいことも言うが、そのあと優しかったりもする。男はたとえ新人といえど仲間には優しいのである。(という、おれの経験な) それに対して女はただいびるだけである。虫のように毛嫌いし、どこまでも追い込み、退職させようとまでする。パワハラも男の比ではない。この蛇のような陰険さに辟易させられてばかりだったのがおれの二十代だった。良くも悪くも権力に股を開く動物、、それが女である。

・・・・と思うしかないぐらい、おれの下積み時代は悲惨であった。コミュニケーション能力が低いのが悪いのだろう。顔も悪いし態度も悪い。仕事も雑でパッとしない。ペコペコしてばかりで弱そう。女性からすればおれは本当にうっとうしい見ていて苛々する存在だったようである。どこの職場でも必ずこの手の女がいて、よく言えばおれは女に育てられもした。しかし、どう考えても当時育まれたのは憎悪である。こうやって冷静に振り返れるようになったのは、多少なりとも立場がおれにもできたからである。しかし、今でも女性職員のご機嫌をとるのが仕事の半分を占めている(真顔)。アラサー、アラフォー、アラフィフ何でもよいが、とにかく女はプライドが高くて気が短い。すぐに機嫌が悪くなり、態度に表し、陰口をぐぢぐぢと叩く。これはみな、はっきり言えば叩かれるからなかなか言えないだろうが、確実に存在する事実である。

と、叩かれるの覚悟で正直に書いたが、男は男で悪いところだらけである。大口叩くし無駄飯喰うし働かないでごろごろしてるし社会性は乏しいし。声はデカいし酒飲めばすぐ下ネタを言う。意見を譲らず喧嘩ばかりしている。嫌な生き物だ。

どっちも欠点だらけなんだからイーブンということでいいんじゃないか、と思えてくる。上でひたすら書いたように、有利な点には不利な点が伴い、不利と思っていたら有利に働くこともままある。「その代わり」だ。わかりやすい例えは、まさに女の新人職員は黙って下を向いていれば控えめでカワイイ、奥ゆかしい、知的だ、性格が優しそう、などと言うバカな男が必ずいる。男の場合はそうは行かない。男の場合、同じことをしていれば確実に女の職員に苛められる。弱いと見ればパワハラかますバカな女が必ずいる。非常につらい現実だ。このようなつらい現実と無言で向き合って実力をつけてきた者が先に出世するのは当然である。女の有利な点はとりもなおさず仕事をしなくても世間から責められないこと、なのだから出世できないのも収入が低いのも当然ではないだろうか。働く女性が真に問題とするべきは叩く男ではなく働かない同性である。これが世の年配男性の正直な本音だ。女は社会で認められたいなら、今まで特権として甘受してきた楽な部分を全部手放して男と同じ土俵に立たねばならない。1日15時間働き給料は全部家庭に貢がねばならない。もちろん男も同じである。だらだらと家の中で小学生のフリをするのはダメである。どちらかが先に手放さなくてはならない。せえの、では無理だ。核廃絶の議論と同じだ。では、どっちが先に特権を手放すのか?まさか「先にやんなさいよ!アンタ男でしょ?!」とは言わないよねえ。男も「レディーファーストで」とか言っちゃいけない。それが真の平等。

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