幸せな暮らしが急転直下!
ホームインベージョンムービーへの誘い

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あ~もう~どいつもこいつものんべんだらりと幸せに暮らしやがって!
それに比べて何なんだおれは!?
あ~この際だから、もうどいつもこいつもみんなぶっ殺して、おれの糞まみれ人生の最後の締めくくりの生贄にしてやる~!!

包丁にビニールテープにロープに南京錠にアイマスク!覆面も売ってるぞ!すげえなあ、100円ショップ。何でも揃ってるじゃん!
ホームインベージョンするならまず向かうは100円ショップ!貧者の味方!ストアオブクライム!さっさと本題に入れ!

幸せな家庭に暴力が侵入してきた!
今日はめくるめくホームインベージョンな映画の魅力をご紹介します



ファニーゲーム

元祖ホームインベージョンムービーともいえる重要な映画だ。まあもちろんそういうシチュエーションの映画はこれまでにもたくさんあったはずだが、これは暴力シーンが果てしなく生々しく、幸せな家庭がたった二人のキチガイの暴漢によってあっさり地獄へと急転直下することを教えてくれた。教えてくれたってそんなもんとっくにみんな知っていたとは思うが、ここまで嫌な気持ちになる映画もそうそうなかったはずである。まったく娯楽性はなく、徹頭徹尾犯罪者にとって都合の良い展開が繰り広げられる。監督ハネケの性格の悪さに絶句すること請け合いである。まあこれは有名なのでこの程度にしよう。。


スペイン一家監禁事件
「ファニーゲーム」へのスペインからの回答といっても過言ではない映画と言える。スペインの押し入り強盗の多さはかなりひどい状況らしく、どんな家庭にも訪れる悪夢ということだろう。何のことはない普通の幸せな家庭が、強盗団に押し入られ皆殺しにされるという話だが、その過程をじっくりねっとりドキュメンタリータッチで延々みせられるのだが、その模様は「ファニーゲーム」よりもさらにひどい。年頃の娘は強盗の一人にレ×プされるし、助かるかな?!助かるかな?!と期待を持たせるような演出をしておきながら結局誰も助からない。ひどく悪意に満ちた映画で、でもこれぐらい徹底してもらった方が戸締りとか気を付けようと思うし、いいんじゃないだろうか。。。「これは本当に映画なのか?」というキャッチがとてもいい感じ。犯人も確か捕まらなかったと思う。非常に胸の悪い映画で18禁相当と思われる。観賞要注意。


屋敷女
「屋敷女」は今思えばホームインベージョンムービーの先駆けだったかも?だいたいこの手の映画は幸せな家庭が襲われなければならないと思うのだが、これはなんだかわけありの妊婦さんで母親と二人暮らしなんて設定だったか。そこに自分の子供が欲しいと腹の中の胎児を奪いに来るキチガイ刃物女が侵入。妊婦さんはキチガイ女から身を守るためにあらゆる努力をするが。。。
これもホームインベージョンムービーと構造は同じで、助かりそうで結局助からないところが本当に胸が悪い。わざとらしく警察が来てくれたりとか観客に期待を持たせるような演出をするんだけど、銃を奪われて警察もみんな死ぬという最悪の状況になっただけだった。というわけでフレンチホラーらしい生真面目で容赦のない残虐映画で、我が人生でも一番ひどい映画だったと断言できる。マジもんの18禁なんで観賞要注意。


サプライズ
これは比較的観やすいホームインベージョンムービーだ。なにしろ子供が出てこない。上の三作は子供もひどい目にあわされるので正視するのがツラいハードすぎる作品だが、これは老年夫婦の結婚記念日に集まった子供たちがそれぞれ恋人を連れてきてみんなでパーティーしているところを謎のアニマルマスク団に襲われるというキャッチーな設定。外からボウガンで撃たれまくったり侵入されてナタで殺されたりとか。中の人々は守りを固めたり護身に包丁を集めたりトラップを仕掛けたりして防衛しようとする。こう書くと大人の血まみれ「ホームアローン」という趣き。暴力は血の量は多いが現実味がなく、上三作のような胸の悪さはほとんど感じない。レ×プされたり嬲られたりすることもない。犯人はあっさり殺してくれるし、目的もただ単に金なので構造としてはかなりわかりやすい映画だ。カッコいいヒロインの反撃もありカタルシスも楽しめる。まあ観やすいので入門にいいのかもしれないが、これを百回観ても「ファニーゲーム」一回分にも及ばないとは思うが。


ホーム・インベージョン
タイトルからして「ホーム・インベージョン」だ。わかりやすくて良い。なんともエクスタシーなジャケである。
これはこの手の映画の中では変わり種だ。
女優がとてもおれ好みのプリプリした健康体女優のため、ジャケの期待と相まって生唾をごくりと飲み込みながら正座して観たが、そこまでエロい描写はなし。。マッチョな旦那と動物的なファxクの最中に侵入者に殴られて縛られるが、旦那は指を切り落とされたり小便をかけられたり目の前で妻のおっ×いを揉まれたりとひどい目にあうが、妻は犯人に気に入られたようで疑似恋人のように扱われ丁重に遇される。妻は犯人に合わせて恋人ごっこを演じるが、犯人は3日ぐらいで何もしないで退散。解放された夫は嫉妬に狂ってDVしまくる。もともとこの夫はDV野郎だったようで、侵入者によって家庭の問題が露わとなっていく過程はなかなか楽しめた。暴力描写は控えめでひどい目にあう夫も正真正銘の屑野郎なので痛い目にあわされてもいい気味だわとしか思えない。胸の悪くなる感じはほぼなしで、この手の映画ではかなりとっつきやすいほうだろう。


マザーズデイ

かつての怪作「マザーズデー」のリメイクだ。元ネタは単なる田舎に行ったら襲われた系ホラーだが、これは「SAW」の監督がリメイクした作品で、設定的にホームインベージョンムービーとなっている。
リア充の若者たちが楽しく酒飲んでイチャついていたら銃を持った男たちに侵入されあっという間に縛り上げられてしまう。。
いい気味と言えばいい気味だが大変に胸が悪い作品で、明らかに「ファニーゲーム」を念頭に作られた映画だが「SAW」っぽく肉体+精神を追い詰めるタイプの拷問がたくさん用意されていて、これ観て愉しめるあなたは確実に変態。
とはいえ、これは主犯格のママが知能犯系のカリスマ犯罪者なので、幾分ブルータル度が抑えられているようにも思う。いや、もちろんひどい話なのだが、こういうのはチンピラ馬鹿男のみの構成の方がハラハラするし胸もムカつくと思う。この辺は好みの問題?かもしれないが(笑)。「隣の家の少女」なんかが好きな人はイイのかもしれない。とりあえずパーティーばっかりしてたら天罰下るぜ(笑)!


さて、幸せな家庭を築くことは全人類の悲願だが、手に入れてもあっさり暴力で失われるという理不尽。世の中はかくも残酷である。身近な恐怖であるからこそこの手の映画はどんなホラーよりも胸が悪いのだ。幸せなあなたはこの映画を観てしっかり戸締りするようにしましょう。