年の瀬 世の中の暗い部分

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今年もほぼ終わりですが、ワタクシは30日まで仕事です。世間は休みに入っていると思いますが、毎年のことなんでもう何とも思わないけどな、、

今年も不眠に悩まされたものだ。疲れていて眠いのに眠れないのだ、、非常につらい毎日で、休みの日に昼まで寝る、いくらでも寝れるという人は、どんなに仕事が辛かろうがきつかろうが金なかろうがもてなかろうが全然大丈夫だと言いたい。眠れているうちは精神を病むことはまずない。眠れなくなると赤信号である。


なぜ、こうまでストレスをためてまで働くのか、働かなければ生存できないからである。まあそれは納得しているので不満はないのだ実は。もう仕方がない。働かなければ死ぬしかないのだから働くのが辛くても辞めるわけにはいかないわけでして。。若いころはまだ何となくその辺が体で理解できていなくて、辛くなったら辞めてしまいたいとすぐに思い、実際辞めていたのであった。

仕事を失ってはじめて気づくのが、肩書や社会的動物としての自分の存在である。人間衣服と名前のみでは生きられないことを死ぬほど味わう。そして何よりも金が必要だ。金がなければ1日として生きられないのが現実だ。だから我々は金と肩書を求めて働くのだ。美容室に行って美容師に「今日お休みっすか~?」と聞かれて「ええ」と胸を張ってこたえるために。(毎日休みのニートなんです。。)とは口が裂けても言いたくないだろう。社会はニートという存在を存在しないものとして扱うからである。働いていて当然。やむを得ないのだがそのような弱者や怠慢な者に対する潜在的な軽蔑と無関心が彼らにそのような無思慮な質問を簡単に投げかけさせる。我々は軽蔑されたくも無視されたくもないから働く。そういう面もあるのだ。

こう考えると肩書も金銭も与える「仕事をすること」という行為は人生で最も優先されるべき大事な作業だ。だからこそ我々は肉体をへとへとに困憊させ精神を病みながらも仕事を続ける。そして金を得る。社会に自分の居場所を作る。皆綱渡りでぎりぎりだ。仕事をやめれば裸一貫だからだ。なんといっても自分という人間には、裸一貫では何の価値もない。金も職業もなければ誰にも相手にされないし馬鹿にされるし満足に食えなければセッ×スもできない。寝るところも確保できなければ人前に出れば確実に恥をかく。生きていてもツラいだけだ。

非常に残酷かつ弱肉強食の世の中である。弱者や他者の涙に配慮する余裕などないのが当然だ。皆ぎりぎりでやっているのだから。弱者を救えば自らのリソースをすり減らし足元をすくわれることになるのだから、弱い者はそのまま死んでくれ、というのが人間の本音である。アフリカで黒んぼが飢えて死のうが中東で延々と戦争を続けていようが統合失調症患者が母親を殴り殺そうが、自分のあずかり知らぬところで行われている悲劇に眉を顰める以上のことは人間はしないしできないのだ。むしろ弱者を救うことで強者がリソースをすり減らす現実があるなら、弱者を皆殺しにしようとするのがありのままの人間の姿である。

悲観的と言うならそれまでだが、現実はそのようになっているのである。国が軍事力を背景にはったりのかましあいを延々やっているのは弱者に転落することで生き地獄に陥ることを防ぎたいからであって、実は無駄なことではないのだ。中東の現状をみるがいい。若者たちが圧政と戦争を逃れて第三国へ落ち延びそこで差別と迫害を受けて居場所を失い、貧困に追いやられる。金も居場所もない人間はしばらくはその苦境に耐えるが、そのうち我慢にも限界がくる。勝者や金持ちが作ったルールの中では我々はいつまでもツラいのだから、もうルールなんか踏み倒そうぜというマインズが病んだ精神を直撃するわけで、問題を暴力などのアンリーガルな方法で解決させようとするのだ。実際、これが世界で頻発する紛争のミニマムな視点における原因である。一人一人の兵士はまず間違いなく貧乏だし構造的な差別に苦しんできた人々である。

おれは二十代の頃にかなりの貧困に苦しみ、定職につけないおれに対する人々の冷たい目線の味をしっかり覚えている。それまでは恵まれた環境であくびとオナニーばかりしていたのだからもちろん自業自得ではあるが、人々は金も肩書もない、とわかった時、どんな高潔な人間でもそいつを下に見る。特に年ごろのおれにとって女性に全く相手にされないのは本当にツラかった。どんどん性格がひねくれてくる。仕事も金もない人間は合法的なセッ×スは絶対できない。これだけは真実である。いつしかおれは身だしなみにとても気を使うようになり、バッグや財布などの小物類も人に馬鹿にされないようなものを持とうと考えるようになった。若いころは正反対で「どんなにいいモノで着飾ったところで、ショボい自分は変えられないのにくだらねえぜ!」と成金な野郎をそれはそれで下に見ていた。幼かったな、と思う。人は差別をされるととても傷つくのである。日本は階級差別がとてもひどい。人と同じことをできない人間に対する差別もひどい。社会を知れば知るほどそのような社会で息を詰まらせながら生きるのは避けられない宿命だと知った。

差別は絶対になくならないし差別にムカついて暴れる人間も絶対にいなくならない。

おれはもう差別はされたくない。だから多少眠れないぐらい気にしない。人に軽蔑されて無視されるぐらいなら不眠が悪化して死んだほうがまだマシだ。

(今日は暗い部分。次回は明るい部分を語りたい、、、よってTo be continued)

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