トリハダ2

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これは…やっぱりめちゃくちゃ怖い、、、これほど怖いと思ったのはまさに前作を観た時以来である。。

トリハダ

冗談抜きでこれは怖い!久しぶりにおれは一人でおしっこに行くのをためらった!とにかくこれはやばい!


一人暮らしの女性にとって幽霊よりも怖いものがある。

人間だ。

この世に確かに存在するイカれた人間たち。ストーカー、性犯罪者、メンヘラなど。。。
今作は客のターゲットを女性に絞ったのか、女からしたら悪夢のような状況が映像化されていて、これは前作ももちろんだが「いま、殺りにゆきます」を思い起こさせた。

闇と病み

社会からはじかれた高学歴ニート、統合失調症、人格障害、アルコール使用障害、引きこもり・・・・彼らは社会のクズだが、強すぎる欲望を内に抱えて悶々と生きている。暴力を炸裂させる機会を淡々とうかがっているのだ・・・・とでも言いたくなるようなあんばいである。頭のおかしなストーカーやロリコンや変態は全員特殊処理しろ!あの世に再定住させろ!日本でもT4作戦が必要だ!と叫びたくなってしまったが、差別は怒りというより恐怖から生じる感情なのかもしれない。

まあ、そんなわけで、これは生きた人間、頭のおかしな人間、性欲と暴力性を持て余した人間、他人を陥れることを何とも思わない人間、一種のサイコパスが何の罪もない弱者に襲いかかる様子をオムニバス形式で綴っている。手も足も出ない。だっていきなり襲いかかってくるし、、、友達だと思っていたらいきなり殺そうとするし、、、

しかしこれは、前作に感じた理不尽さをさらにグレードアップしていると思うのだが、理不尽すぎてもはや妖怪の域に達しており、リアルか?と言われたら全くリアルではなかった。しかしかなり怖いのは確かである。
特に前作も登場した女豆山田がまた登場するのにはまいった。。。もうこの手のシリーズの常連になることは確実だろう。怖すぎる、、もはや言葉もないほど怖い。喋っても怖いし笑っても怖い。

しかし思うに、最近この手の人間が怖い系のホラーは日本のお家芸である怪談系ホラーとクロスオーバーし、日常に潜む恐怖と狂気をかなり高クオリティに描写している。これは海外のホラーにはない独特の陰湿さや、日本人の建前ニコニコ社会の気持ち悪さを告発するかのような作品群である。近所の名もなき人々の殺人事件、新聞の三面記事にも載らぬようなくだらないストーカー事件、いつの間にか忘れ去られている数々の未解決事件、、、そういえば毎日のように人々は殺しあっている。実に暗い気持ちになりじっとりとした恐怖を感じ、心に嫌な後味を残す怪作だ。(この手のホラーで最も恐怖のシナリオは幼児への拉致・監禁・レ×プではないかと思うが、子供を出演させることへのためらいか、やはりそこまで表現するのはタブーなのか、小さな子供がこの映画に出てくることはなかった、、、ここに切り込めば最凶の一作になっていただろう)

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