暗黒の国インド

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ジプシーの歴史を調べていたら、インドのアンタッチャブル(不可触賤民)の闇に興味が出た。
けっこう前から興味があるアレコレではあったが、インドってやばい国だな。。
こんな国に12億人も人がいるのかと思うと、うんざりしてくる。インドという国と歴史がそもそも失敗なんじゃないかと思えてくる。もうお取り潰しにでもしたらどうだろうか?本当に最悪である。


なんでジプシーからインドなのかと言えば、ジプシーという流浪の民の中にはいろいろと分類があって、欧州で最多を誇るのはいわゆる「ロマ族」である。ロマ族は北インドのカースト外のアンタッチャブルが起源とされ、どうやらインドでのすさまじい迫害から逃れてきた民族の末裔ということらしい。違っていたらすまん。興味がある人はウィキペディアでものぞいてみてくれ。

インドカーストでは僧、軍人、平民、奴隷の4階層があるが、奴隷よりさらに下がアンタッチャブルである。彼らは総じて肌が黒く、汚い仕事をやらされ、触ることも見ることも忌まわしいとされ、古来より人間扱いされず、ひどい迫害を受けてきたようである。

その迫害から逃れて欧州、主に東欧やバルカンに移住し、流浪しつつ歌や踊りで生計を立て、時にはというかしょっちゅうスリや盗みを働き、どうにかこうにか生活しているようだ。公衆衛生の観念から見ても進歩的なアーリア人種はこの手のロマ族を薄汚い賤民とみなし、ユダヤ人同様に排除しようとしたわけであるが、ユダヤ人ほどには政治力を持たぬロマは、第三帝国の犯罪に対して保証を求めることもできず、赤ん坊を殺された母親が10ドルもらった程度の例がわずかにあるのみだという。ひどすぎる話である。

roma
この写真見ているだけでも色々と示唆されるわな。進歩的なドイツ警察の軍服を着た警官に囲まれる浅黒い肌のロマ族だ。確かに西アジア的風貌で、背が低く栄養不良で不潔行為や不法侵入や窃盗などを行っていたのはおそらく本当だろう。しかも現代においてもそれはあまり変わっていないようなのだ。。。

ジプシーのホロコーストを「ポライモス」というそうで、おれの手元にはけっこう胸の悪くなる感じのドイツの医学実験に供されたジプシーのお話が書いた本があるが、体系立てて学んだことはそういえばないな、と思い、こないだ本屋で見かけたジプシーの迫害に関する本を買ってしまったので読んでいこうと思う。

その本にはクロアチアで、木に縛り付けられた妊婦がウスタシャ兵士に腹を切り裂かれて殺されるというエピソードが載っていた。しかもその妊婦には既にもう少し大きな娘もいて、娘は腹を切り裂かれた母と胎児の目の前で輪姦されるのである。すげえ残酷だったんで印象に残っている。

第三帝国だけでなく、クロアチア、ルーマニア、ハンガリーなど枢軸国はジプシーを劣等人種として殺し、犯し、奪い、追放し、強制労働させ、医学実験の材料とし、絶滅させようとしたのであるが、例によってあまり陽の当たる歴史ではない気もする。

ルーマニア文学で「ジプシーの幌馬車」というのがあったな、、、そういえばむかーし買って読んだが、よく内容を覚えていない。確かルーマニアのイオン・アントネスク政権ににおける迫害を描いていたように思う。もう一度読んでみよう。

映画では「ヒトラーの追跡」という微妙な映画が存在している。そこまでおもしろくはないが、、、

ワタクシもドイツ旅行をしていた折に、たまたま出会った日本人男性に「ジプシーには気を付けた方がいいですよ」と言われたものである。彼らが犯罪に近い場所にいるのは確かで、差別はいかん!と簡単に言えるほど割り切れる問題でもないようで、ルーマニアでレ×プされて殺された日本人女子大生の事件があったが、犯人はジプシーであった。嘘と甘言ですり寄ってきて物を盗み、女を犯そうとする危険な連中、、、というイメージは日本でもこの事件を契機に形成されつつあるかもしれぬ。

しかし「ポライモス」で殺された人々も大抵は、殺されるほどのことをしたわけでもなかったはずであり、「あいつはジプシーだし、犯罪犯すし汚いし殺してもいい」という思想はどこまで行ってもやはり人種差別であるというしかない。

インドのアンタッチャブルに対する苛烈な性暴力を見るにつけ、現代でもこれなんだから太古の昔はもっとひどかっただろうと想像はつく。耐えられずに逃げ出した先でも衛生的問題として収容所で殺される。すさまじい歴史だ。国を持たぬ民というのは迫害しかないのか。ユダヤ人もクルド人も土地を持たぬがゆえに流浪せざるを得ず、安息の地を持たず、よそ者として殺されてゆく運命だったのか。テロでもなんでも国を持ったイスラエルは勝ち組かもしれん。クルド人も中東の動乱で独自の国を持ちたいと願っているはずである。

インドはそもそも男尊女卑が半端なさすぎる。ガンジス川がどうのこうのと持ち上げて旅行を煽るのはやめてもらいたいと思う。「インド レ×プ」とかで検索すれば、ここでは書きたくもないような目を疑うような野蛮な事件が山ほど出てくるのでまずは検索していただき、それでも行きたいなら行けばいいと思うが、女一人での旅などは絶対にやめた方が良い土地である。肌の白い観光客はことさらに狙われるらしく、女性にとってはかなり危険な国だ。顔に硫酸をぶっかける「アシッドアタック」が流行し、同性愛者を「矯正」するために少女を親戚が集団レ×プする風習があり、アンタッチャブルを拉致して犯して殺して吊るすぐらい犯罪にもならない現状だという。しかも犯して性器から腸を引きずり出すなど無意味にブルータルである。警察もこの手の性犯罪には全く動く素振りすらないと聞いた。あまりにもありふれているからだ。

ヒンズーにしろイスラムにしろ、なんでこう男尊女卑が激しいのだろうか。毛沢東が「天の半分を支えているのは女である」と言ったらしいが、幾分まともに見えてくる(毛沢東は小児性愛者だったらしいが)。共産主義のほうがまともに見えるというのは、だいぶ野蛮であるというしかない。つくづく日本は平和な国だ。

しかしおれもつくづく棄民問題にばかり関心が向く。こういった悲惨な歴史を小説に取り込んでいくと自然に悪夢のような残酷な小説になってしまうのだ。悪いのはおれではなく歴史というわけだ。人類の歴史は暴力の歴史だ。ひどい歴史だ。嫌になる。ロマの話は勉強中なのでまたいつかしたいと思う。

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