みんな! エスパーだよ!

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この作者の「デトロイトメタルシティ」にはワタクシもかなりハマった。何がそうアレなのかというと、デス(ブラック?)メタルバンドのフロントマンを務めるゴボウ系男子の目線で、現代の若者をかなり秀逸に風刺しているとでも申しましょうか。とにかくあ~いって~でもわかる~こういうやついるぅ~確かにこういうやつむかつくぅ~とかなり笑ったものだった。

デトロイトメタルシティ―

とにかくドー×ー野郎の世の中に対する恨みつらみと、ちょっとしたことで希望を持つ妄想力みたいなものをしっかり描いていて、いや、これアンタの青春時代なんやろ?と問い詰めたくなる要素が満載。あなたはこのマンガに出てくる登場人物の誰に似ているだろうか?おれは若者じゃないのでエントリーしないが。

この作者の新作ということで、当初はぱらぱらと読んでいたのだが、あまりに私生活が忙しく、マンガ読んでる場合じゃないほどだったため、いつしか読むのをやめていた。これはおれの個人的事情であって、マンガが悪いわけではないのだが。このたび改めて読み直した。

大分のど田舎で煮詰まったとある高校生のお話だ。正直ストーリーはくだらないうえにどうでもいいので割愛するが(ひどい!)、これは例によって田舎のドー×ー高校生の煮詰まった毎日、コンプレックスと希望、そして純粋と言えるほどの妄想力を描いた青春群像劇のように楽しむのが正解。男子高校生ってこの世で最も不浄な生き物ではないだろうか?おれもこれを読んでいると嫌な思い出したくもない思い出が次々とよみがえってくる。

男子高校生たるものパンツとおっ×いとまんこのことしか考えていないものだ。そんな煩悩と戦いながら受験戦争という名のサバイバルの世界を生きねばならない。

まあでもね、エロいことばかり考えているようでいて、案外こいつらは純粋なのである。とりあえず好きな子が処女であるに違いないと思い込むところとか(自分がドー×ーだからなのか?)、ちょっと気になるあの子と一瞬目があった程度で有頂天になったりとかな、、、視線を感じて何やら痛々しくはしゃいじゃったりだとか、、、、処女であるはずの好きな子が勝手に話しかけてきてくれるといったような妄想を抱いたりだとか、、、

心当たりがあるという人ほどモテない青春を送ったはずである。気持ち悪いもんな。。。

というわけで、落としどころは特にないが、読んでいて泣けてくるかというと全くそんなことはなく、ああこんな時代懐かしくもなんともねえ。。野蛮人じゃねえかこいつら。。。と嫌な気持ちになりました。これは完成度が高いからそう思うのだと思う。本当にどうしようもない生き物ね。男子高校生って。。。園子温が映画化するようだが、予告観たけど絶対つまんねえと思う。おっ×い出しゃいいってもんじゃないんだよ、、、また染谷だし、、