進撃の巨人 映画版

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あまりに暇なので観た。
マイワースト映画「ローレライ」と同じ監督の作品だと聞いた。金を払ってでもムカつきたい気分だったのである。

原作の漫画はちょっと前に一巻だけ斜め読みして以降は手に取っていないので、先入観はほぼゼロだ。先入観が全くないという環境は貴重であると思う。



この映画はクソつまらない。観るも無残な駄作だ。こないだ書いた日本映画の考察記事はもちろんこの映画を観る前に書いた文章だが、日本映画の悪い部分がことごとくあてはまっている。

日本映画クソつまんない考

というわけで多くは語らないが、、、
(はあ)

、、、え〜っとどうしましょうねこれ。何も言うことねえっす。何を言っても蛇足と言うしかない。端的に言えば「バトロワ2」を観た時のムカつきに近いムカつきを感じた。あのいつもキレてる彼と今回のこれの主人公のイケメンは同じキャラ造形ではないだろうか?日本人も(多分、というかそう信じたいだけだが)馬鹿ではないと思うから、こういうキャラをいちいち前面に押し出してくるからには、それなりにこういうのに需要があるからだと思うのだが、マーケティングとかしてるはずだし。こういう不幸をウリにしたギャーギャー喚くだけの口だけのイケメンというものに。一定の需要があることは確かである。

しかしなあ。。何度重ねられてもちょっとなあ、、、

これ原作五千万部売れてるんやって?
ここで気安くdisかましたらえらいことになりそうやからな。。

やはり一番の難点は登場人物の行動がいちいちガキっぽいことだ。まったく共感できん。共感できんキャラがいくら食われようとそんなもん知らんわい。例によって重要キャラは絶対食われないし。。

ストーリー語るのも、もはやアレだが、壁に囲まれた世界で、閉塞感に満ちた生活を送っている人々。壁の外には巨人がいるし、危険だからと誰も外に出ようとはしない。出ようとしただけで死刑にされちゃうという。人々は巨人を恐れ、壁(誰が作ったかは知らないが)を頼りに引きこもっている。

この設定はイイと思うんだよ〜。
イスラエルに壁で囲まれたパレスチナの民のようであり、海に守られて泰平をむさぼる日本のようでもある。世界観の設定はリアルでいいのだが、肝心のそこで暮らす人々がど真ん中アニメなのが難点。

ある日壁が超デカい巨人にぶっ壊され、ぞろぞろと人喰い巨人が入ってきて、中の人間はメチャ旨そうに食われてしまう。この蹂躙されまくるシーンが本作の最大の見どころではないか?しかし、巨人のグロい造形はなかなか気持ち悪くていいのだが、どう見ても見た顔のお笑い芸人が複数混ざっているのは閉口である。ギャグなんか?これ。ギャグなんか怖いシーンなんかさっぱりわからなくなる。とはいえ、皮肉にもお笑い芸人が一番いい演技をかましており、楽しそうに人々を襲う様子はなかなかグッドであった。他は演技力が低すぎるのか、目立つなと厳命されているのか、なんとももったいない限りだ。

巨人に襲われてもう一つ内側に建っていた壁の内部に逃げ延びた人類だが、壊された壁を塞ぐために決死隊を編成。彼らを出動させる。この決死隊がなんとも言えない中途半端集団である。ふっつーの中学生みたいなガキばかりぞろぞろと連れ歩く。「絶対むりぃー」とか言ってる女子高生までいる(だったら帰れ!)。なんなんだこりゃ。こんな連中に人類の未来を託すなよ。。

心臓を捧げよ!ってなんだそのドー×ー丸出しなかけ声は(笑)。ハイルヒットラーみたいなもんやろ(笑)。全体主義が好きだな日本人わ。。。

しかし、この連中の統制のとれてないことといったらない。

赤ちゃんが泣いてるぅ〜助けなきゃとか言ってふらふら一人で助けに行ったら、泣いてたのは巨人の赤ちゃんで食われそうになったりとか(笑)。

いやwそれギャグでしょwちがうのw?
というような珍プレーを連発されてしまう。挙げ句の果てには、主役のイケメンは例によって何一つまともなことはしていないにもかかわらず女に逆レ×プされそうになったりする。そこを巨人に見つかって大ピンチ(笑)。
いやwそれギャグでしょwちがうのw?
……というようなシーンで囲まれており、おれも十分閉塞感を覚えました。

あの芋食ってただけの無駄飯ぐらいの彼女はなんだったの?とりあえずあんな飯ばかり食って役に立たない奴は、極限状態では真っ先に粛清されるはずである。野放しにすんなよ。つうか更に芋与えんなよ。この辺もギャグにしては笑えない。芋食ってただけでなんの見せ場もないし。さっさと殺さんか。

極め付けは、ワイヤーアクションでバッタとバッタと巨人を切り倒していく美少女。もう「ローレライ」のドイツハーフ的雰囲気で、監督の趣味丸出しなのがなんとも残念。センスないよあんた。。もう何も言うまい。。せめてもの情けじゃ。。

だってこれ……例によってまとめきれず前後編になるらしいやん。。どうすんのよ。。金かかってるでしょこれ。。こんな駄作に何億つぎ込んだか知らないけどよお。おれがスタッフだったらケ×まくって逃げるぞ……

最後に、「世界は残酷」ってそんなこと言いたいなら、わざわざファンタジーを作る必要はない。現実を見つめているだけで、十分我々は世界の残酷さを感じることができる。まあ、先週「野火」観てしまってたから、こんこと言いたくもなるから勘弁してほしい。「野火」に比べると、この映画の世界は十分に慈悲深い。主役は死なないし、重要キャラも全然死なないし、死んだと思っても生き返るしよお。食い物ない割に誰も痩せてないしばっちりメイクしちゃってよお。死ぬのは自分と全然関係ないモブばかり。恋愛する余裕があるんだからこれ以上ないぐらい平和だ。馬鹿なガキがキャーキャー喚いてるだけでなんとかなっちゃうんだからよお!こんな世界では女性や子供の人権は絶対に守られないはずだ。壁の内側では想像を絶する集団レ×プが吹き荒れるはずである。当然そんなもんない。みんな平成の価値観。これ以上の慈悲を求めようだなんて、いくらなんでも甘えすぎじゃないか?

余談だが、石原さとみのオタク女的キャラ造形は、信じれれないぐらい(悪い意味で)ハマっており、今後はこういう形で使い潰されていくに違いない。合掌。

良くも悪くも興味なくなったので続編みることはないだろう。さよなら。

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