ポイントブランク ~標的にされた男~

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今や韓国暴力映画の大ファンになりさがってしまったワタクシだが、今回も非常に楽しめました。元ネタのフランス映画は未見。全部チェキるのも大変だ、、、

元特殊部隊の元傭兵が、悪い韓国FBIに濡れぎぬ着せられて大奮闘、という話だが、脚本は元ネタがあるだけに韓国映画にしては丁寧ではないだろうか(笑)。

見所はストーリーよりも完全にアクションで、今回はノワール臭や趣味悪臭はかなり控えめである。といっても韓国ノワール標準で控えめというだけで十分流血も痛い暴力も盛り込まれている。安心して観ていられた。

今回はキャラクターが非常に立っており、魅力的な登場人物が多数登場する。主役の元傭兵にそのちょっと頭悪い感じの弟(激しいチックがイかれていていい感じ)、インテリで喧嘩弱いけど妻のためにがんばるイケメンドクターに美人の嫁、地元警察の美人班長とその部下の女刑事(レズかというぐらい仲がいい)、川越シェフのばったもんのような黒幕の広域捜査隊(韓国FBI)の班長は、甘い容姿に不釣り合いな、短気ブチキレ暴力キャラで、簡単に人を殺しまくる。シャツにネクタイしめてショットガンという三種の神器で映画後半をわかせる。悪賢いのかただのバカかさっぱりわからない感じでぶっ飛んでいた。

全編アクション格闘銃撃戦まみれで、全く退屈しない爽快な映画だ。しかし今回はらしくもなく快楽殺人犯が出てこないのでなにかが物足りない。快楽殺人犯の出てこない韓国映画がこれほど味気ないとは想像だにできなかった。いい女がいっぱい出てくるのにレ×プシーンがないのも残念だ。今度からは意味もなく猟奇殺人班をいっぱい登場させてほしい。「悪魔を見た」殺人鬼タクシー車内バトルロワイアルみたいなのをまた観たい。

それにしてもアクション、、格闘や銃撃戦の安定感は半端ない。高クオリティなんてもんじゃない。ワタクシは頭空っぽなアクション映画は本来あまり好みではないのだが、韓国映画に限っては毎回ガッツリ魅せられている。アクションスタント専門学校でもあるのだろうか?そうでなければ説明がつかないほど、どんな映画においても韓国のアクションスターは素晴らしい演技をぶちかましている。今回も特に主演のリュ・スンリョンは40歳の元傭兵というなにがなんだかな役柄だったのに完璧にその役を演じきったと思う。その渋味は往年の高倉健のようである。おバカな弟との人情味ある絡みもグッと来た。なんだか「フェイスオフ」のトロイ兄弟を思い出してしまった。レズ刑事コンビも見せ場豊富でイイ感じだ。こんなカッコいい熟女にシバかれたいという思いは男子ならば誰でも持っているものかもしれない。日本のお上品コマーシャル女優には絶対無理な感じの激しい演技で、たまらなくカッコいい。

ま、韓国映画ファンはとりあえず観るべき映画でしょう。

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