ザ・テロリスト~合衆国陥落~
クズの聖典となるか?

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僕たちのダメ映画家、ウーヴェ・ボル監督の社会派風映画のまさかの続編。
一作目がそこそこ笑えたのでこの続編も楽しみにしていた。


前作は正直このダメテロリストがなにを主張したいのかよくわかんなかったんだよねえ、、、テロリストというより自動小銃装備の加藤であった。その分虐殺シーンが豊富で観ていて楽しかったのだが、、

多分そこを補う意味で、今回はかなりこのテロリストが主義主張を鮮明にしてテレビ局を乗っ取り、自分の主張を地上波に乗っけて賛同者を増やし、革命を起こそうと奮闘する。

もっとぶっ飛んだ宇宙的な主張かと思いきや、わりとまっとうなマルクス主義である。現代的に焼き直したボリシェビズムと言ってもいいかもしらん。。

この映画、虐殺シーンがメインだった前作とは異なり、主人公のダメテロリストがペラペラくっちゃべるシーンが大半を占める。しかしわりとまっとうな主張なため、普通に観てしまった。

金持ちは殺せというのが彼の主張の要点である。まあ、、、なんかおれが普段からここでぶちまけてる愚痴とあんま変わんない主張が繰り広げられる。普通に共感しちゃった(笑)。うん。いいこと言ってるよ彼(笑)。意外とストイックだし、主張も筋通してるしな。まあでも根っこのところは殺人狂の変態で、人をいっぱい殺す映像が作りたかっただけの映画だけど、その方が面白いから無問題だよね。

アクションは少ないが、密室で人質を取って立てこもり、銃を突きつけ身勝手な主張を繰り返すだけの映画だが、不思議とテンポ良くて観やすい映画だ。俳優がトークうまいのも退屈しない原因か。

もとはといえば負け犬感丸出しなダメテロリストなのだが、射撃の腕は超一流で、装甲は首都警特機隊並みの硬さだし、弾ギレしらずのエスパーM4カービンを両手装備という超人仕様。今回は爆発物も多彩に使用し、よりテロリストらしさが増している。

超人が神(注:ボル)の寵愛を得て、無敵モードで罪もない一般人を殺しまくるという、倫理的にはダメ度満点の最低映画である。(ただ例によってチャイルドキリングはない 規制があるのだろう)

以上のようにアクションは現実感皆無なのだが、負け犬が社会のインテリ層、ブルジョワ階層に対して宣戦布告し、銃突きつけて意のままにし、気に食わなきゃすぐ殺すという映像が観たい人、なんか日々の労働で鬱憤がたまっている人などにはなかなか良い映画なんじゃないかなあ、、、いいフィルターだよね、、この映画が不快でしょうがない人はまともなインテリ・ブルジョワ階級ですね。これが痛快に思えちゃった人は負け犬の貧乏プロレタリアートだな。間違いねえよ。おれは普通におもしろかったんでダメな階層の人間だな、、、わかってたさ。。。

社会派映画気取ってるけど中身空っぽのうんこ映画です。なんせボルだもの。。間違いねえよ。。割り切って楽しむのが正解でしょう。あと前作の虐殺シーンが回想場面の名を借りてけっこう出てくるんで、おもしろそうだと思ってしまった貴方は前作もチェキってみてくだはい。

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