ザ・トライブ ふっつーの悪ガキ青春譚

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tribe

全編手話でストーリーが進み、音楽もセリフも字幕もほぼなしのハードコアな映画だ。

まあ、、

普通にこれは上級者向けの映画ではないか?

かなりの忍耐力を求められる映画だと思った。

例えば、ウクライナ語で全編字幕なしの映画があったらどうよ?ストレスフルやろ。これもほぼ同じ気分を味わえると思うで(笑)。

言うまでもなく本当にセリフも音楽も字幕もなし!
でもストーリーはメチャメチャ単純で、転校生が不良グループに目つけられて一緒になって悪いことしまくる!ボスの女のズベ公に本気になっちゃってボコられるが、報復に寝込みを襲ってタンスを叩きつけまくる!以上!説明終わりである(笑)。

それ以上でもそれ以下でもないのがすごい(笑)。別に手話で語られることに必然性はない(笑)。実に静かで眠気を催す映画だ(笑)。しかしそれでも比較的に暴力の描写が激しいこと、セッ×スのシーンがねちっこくて長いため、映画的には珍しいシーンが満載だ。かといって暴力に爽快感はないし、エロシーンにエロさは全くない。マジエロくない。典型的な欧州映画のベッドシーンで、前戯一切なしでいやらしさゼロ!文化の違いさえ感じるほどエロくない。よくここまでエロくなくできるな、と逆に関心してしまった(笑)。「ゴーン・ガール」の奮い立つフ×ックシーンを観た直後だけにこれは大敗を喫していると感じた。アートを気取るにしてもどうせならエロく撮ってほしい。

見所は悪ガキたちの速すぎる手話だ。ドラゴンボール級のスピードで展開される怒涛のボディランゲージはウットリとしてしまうような慌ただしさである。ちょっと変わった振り付けのダンスをアリーナで眺めている気分だ。

まあ、正直言ってストーリーがメチャメチャシンプルなため、この内容で二時間以上という尺は長すぎると感じる。この内容なら87分ぐらいでイけるはずだ。

出てくるクソガキたちはかけ値なしの憎たらしさで、目の前にいたら絶対普通にムカついてしまうであろう。普通に危ないし性格も悪いし、普通に犯罪者である(笑)。女たちも普通に売女のヤリ×ンだし、元締めの男たちもヤクザ顔負けの極悪さ(つーかホントにヤクザか?)。

こいつらがなんでこうまでして必死で金を稼いでるのかは謎である。何か事情があるのだろう。マフィアの元締めが障害者雇用に関心があるのかもしれない(笑)。山口組系暴力団の下っ端たちでさえここまで必死でしのぎを削ってはいないだろう。振り込め詐欺は彼らにはできないだろうが(笑)。何か裏があるのは確かだが、観ているうちにどうでもいいと思ってしまった。

なんでだろうなあ、、何故かあまり楽しめなかった。暴力映画は好きなのだが、、、

つうかこれ、監督ミヒャエル・ハネケ御大じゃないのと思うぐらい、暴力に爽快感がなく、セリフがほぼなく、固定カメラの長回しばっかりなんだよねえ、、、もうハネケが好きでしょうがないのはよくわかったけどよぉ。

ヨーロッパ映画は特に変にいじくらなくても、セリフが極端に少ない映画が多いため、この映画の衝撃度はそこまで高くない。元よりヨーロッパ映画の地味さセリフの少なさにはウンザリこかされることが多かったからねえ、、

というわけで色々消化不良な一作だが、障害者に対する差別とか、人権問題に一石投じる目的なら完璧に達せられたと言える。メチャムカつくもんこのガキども。障害があるから可哀想とか、差別とか全くする気起きないよね。こいつらもういいから全員銃殺刑にしろよと思っちゃったもん(笑)。差別がないってそういうことだよね(笑)。ウクライナなんだからそういうの得意でしょ(笑)←これは偏見 耳の問題取っ払っても何かしらの偏見は残るということだ

聾学校の閉鎖性はビンビン感じたけど、障碍者施設とか精神病院とか認知症専門施設とかはどこもそんなもんだよ。暴力が明るみに出にくいの。ましてや旧共産圏だからねえ。その前はヒーヴィー(対独協力)だよ?今は内戦中だし(笑)。特に今更目新しいこととは思えませんな。つうか、え?そんなことさえ知らなかったの?と問いたいですな(笑)。←挑発的ですまん。人のレビュー読んでたらどいつもこいつも同じ事書いてるもんだから、、

そんな感じ。ではまた。