ワタシの奇妙な愛情/またはワタシは如何にして心配するのをやめてナチスを愛するようになったか

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nazi

私のナチに対するアンビバレンツな想いを書きなぐったネタ話。

※2年前の記事の復旧

そもそもおれが第三帝国をバンバン飛ばし気味にネタに取りあげているのは、ひとえに仲間が欲しいナチなあれこれを誰かと共に語りたいという欲があるのが正直なところです。

そこでマニアぶったあれこれを(あれこれという言葉は本当に便利。バカでもどんな状況でもとりあえずごまかせるとっても便利な言葉!)書き込んでは反応を確かめているのです。
まあそんなおれのさみしい努力が実ったかは知りませんが、最近マニアックなナチマニアな皆さんが、時々私のホームページのあれこれについて、主に間違いを指摘してくれたりするのでとてもありがたい。

別にイヤミとかじゃないよ!間違いはマジで教えてほしい。ただ、メンゲレがユダヤ人を対等視していた、優秀なので危険だからユダヤ人を攻撃していた、という風に巷で言われているのは承知しておりますが、おれはメンゲレはユダヤ人を下に見てたと思うんですよね。実際メンゲレがどう思っていたかは決着がついていないはずですが、ホラ、あの、なんだっけ、バカがお利口ぶりたい時に真っ先に使うアレですが、私もよく利用しますけど、あの、なんだ、あれ、そう!ドン!(膝を叩く音)ウィキペディアですよ。あれにメンゲレは「世界で最も優れた民族はドイツ人とユダヤ人であり、どちらかが世界を支配する。しかしユダヤ人が支配することを私は望まない」などと書いているがために、ドクトル・メンゲレはちょっとクレバーな悪人だったというイメージがあるように思える。そんなエピソードはおれだって先刻承知だよ!でもおれはメンゲレはユダヤ人をウンターメンシェと見下していたナチの衛生学の急先鋒だったと思っている。そんなこたぁないよ!と思うでしょうけど、結局もう死んだ人間がどう思ってたかなんて今さら解明するのは無理ですよ。おれはそう思う。アンタはそう思う。ああそうってなもんでよぉ。それでいいと思っている。

メンゲレはハンガリー系のユダヤ人を助手に雇ってけっこうな高待遇を施していたしその一方でユダヤ人を解剖したり殺しまくったりやりまくったけれども、これはアーモン・ゲートだって同じだからねえ。ゲートもユダヤ人の秘書がいましたし、優秀だと認めて高待遇を施していました。だがゲートがユダヤ人を対等視していたとは到底言えないだろう。ナチの混沌とした思想世界では、「こいつら劣等だけど金儲けうまいし危険だし怖い連中」だとも思っていたようではないか。これはナチの言論世界ではわりとありふれた思想である。

ちょっとこういうことを言ったとかいうエピソードの一つや二つでその人間が本当はどう考えていたかなんて決め付けるのはいくらなんでもガキっぽくねえか?人は嘘をつくしお世辞とかも言うしな。メンゲレは社交的で爽やかな人物だったようだし、身近なユダヤ人に君らは優秀だよ~だから安心してここに横になって?注射打つけどイタくないからね~ぐらい言ってもおかしくないじゃないか?まあ我ながら乱暴な理屈だし、どうせどっちだったかなんて永遠に答えの出ない話だと諦めてもいるからこんなアチチュードになっちまうのだが。

まあそんなアレコレはヨタ話として忘れていただくとして、おれのこんな歪んだナチに対する好奇心だが、けっこう巷でも共感を集めることがあるようで、ある人はテオドール・アイケの肖像画を部屋に飾り、アルフレート・ローゼンベルクの本まで読んだ挙句にようやくナチはクズであると気づいた、というエピソードを語ってくれた人とか、ポーランドの写真家が自分のお爺ちゃんがなんと髑髏部隊(強制収容所監視部隊)に飴とかもらって可愛がってもらってた話をしてくれて、決まってその話を「彼らは何にでもなれたのだ」と締めくくったとか、おれひとりが独占するにはあまりに脳が震えるエピソードを教えてくれたりもするので、いやあ、こういう話が聞けてこんなゴミのようなホームページでも作ってよかったなあと思ったりもしました。

いやあまあ結局何の話だったのかはもはや忘れましたが、ナチスに詳しい人ほど、ナチスの人種妄想やその犯罪を許し難く思っているけれども、その軍服とか様式美とか戦車のデザインの美しさとかそういうあれこれに惹かれてしまっている人が割とおれ以外にもいるのだなということが率直にわかって頼もしい限り。いやあまさに私もそのパラドクスに長年陥ってしまっており、特に抜け出す気もないという有様である。ナチスの犯罪をむちゃくちゃ糾弾しているようでいて、おれはナチスが無茶苦茶好きである。やばいなあ・・。一生探求するに足る素材だとすら考えてしまっている。ひどい話だなあ・・。