無人駅の便所(慈しみの女神たちのてきとーな書評)

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※2013年5月13日日記復旧分

このデタラメ日記も長く続いているものだ。。

過去ログをみてみると、ちょうど去年の五月からこのデタラメ日記が続いている。。まあそういいつつ、僕も32歳ですけど、21歳ぐらいから?確かホームページでゴミのごとき日記的なコンテンツを投下しては、エヘヘ、エヘヘ、と悦にはいっていたものだが、この体制になってからは一年だ。結局おれの書いた日記なんだから読んでるのは主におれなのだ。過疎っているのは仕方ないのだと、まあ最近はそんな風に自分に言い聞かせている。

しかし、こんな急行も止まらないへんぴな無人駅に、何もない何もないとよく見たら便所があったという感じによく似た、この日記。しかしなあ。便所は便所なんだよ。無人駅だろうが急な腹痛に対応できるスペックがあればいいだろうと、心底安心してクソ垂れてみたら、紙がなかったあの感じによく似た、この日記。

一年前のあの日。”この更新のペースが一年後も続いているとは思えない”などとおなじみの敗北主義に満ちたみみっちい発言をしているおれだが、あれから一年。曲がりなりにも、続いているのだからおれもがんばったものだ。。

まあなんか、ナチスとかそういう話題が増えたことは否めないが、おれも一直線にずっとナチスナチスと言っていたわけではない。社会人として日々の糧を得る過程において、全てがヤケクソになり、ナチスなんかもうしらないっ!そんななんの役にも立たないこともう知らないっ!と思ったこともないではなかった。しかしそんな中、こないだ「慈しみの女神たち」という小説が出ましたね。おれもちょっとしてから読みましたけど、なんだこれは?!

第三帝国が素材として持つ怪しげな胡散臭い感じを最大限に引き出しつつ、それが特にひねることもなく史実ベースであるという、なんとも言えないノワール小説に仕上がっている。

この小説がおれの眠っていたナチス関係のあれこれをいたく刺激したのは事実である。なんなんだこりゃ。なんだこの一見さんお断りのわけわかんない世界。ファンタジーか?え?これが現実?

耽美的ともいえる虐殺描写は完全に自分のツボにはまってしまったのだが、一例あげるとこんな感じである。

“また別のおりに、墓穴の縁のところで四歳くらいの少女がそっと私の手をとったことがあった。ふりほどこうとしたが少女は掴んで放そうとはしない。目の前で、ユダヤ人が銃殺されていた。「グジェ・ママ(ママはどこ)?」とウクライナ語で少女に尋ねた。少女は溝の方を指差した。私は少女の髪をなでた。

そのまま何分もそうしていた。眩暈がして泣きたい気持ちだった。「一緒においで」私はドイツ語で言った、「こわくないから、おいで」。私は穴の入り口のほうへ向かった。少女はその場に残って、手で私を引きとどめようとした後、ついて来た。私は少女を抱き上げ、一人の武装SS隊員に引き渡した。

「この子には優しくしてやるんだ」、私はいかにも愚かな言葉をかけた。狂おしいような怒りを感じていたが、幼い少女も兵士も責めるつもりはなかった。兵士は少女を抱いて穴を降りて行き、私はとっさに顔を背けて林の中へ突き進んで行った。…背後では弾けるような一斉射撃の音がしていた。”

どうですか〜。
いや〜耽美だね〜。
我ながらこんなもんで感心してるあたり、本当に変態だなと思わざるを得ないのだが、この映画は冒頭、独ソ戦序盤のウクライナ首都キエフ陥落の混乱がすさまじく秀逸に描写されているので、是非チェックしてもらいたいなと思います。

その他はやたら冗長だったり、主役が変態だったりとで、よほど第三帝国愛がなければ読破は難しいかもしれん。。かくいうおれもずいぶん苦労させられたものだ。だがこの小説が史実のエピソードをもとに形作られた大変勉強になる一冊であることは確かです。ホロコーストに興味がある人は絶対にチェックしてほしいですね!

…はい!アフィリエイト用の宣伝終わりましたー(^O^)/

まあこんなローカル無人駅の便所のような場所ですが、たまに有益なことを言えるようになることが夢です。では、皆さんまた会いましょう。

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