「ユーボート」カナザワ映画祭2014

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BootCaptWerner

カナザワ映画祭2014で爆音上映された「ユーボート」を観賞しました。

「ユーボート」を最後に観たのはおそらく10年ぐらい前か?それは長尺のドラマ版で、映画版に比べるとさすがに緩慢に思えたものですが、今回のカナザワ映画祭も208分という長尺で間に10分休憩も挟まる。しかも「ブラックホークダウン」、「マッドマックス2」に続いて即上映される上、鑑賞券も他の映画と異なり二枚必要。つまり二倍金がかかるということだ。

確かに「ユーボート」は珠玉の名作だが、そこまで一般受けする作品ではないと思うし、これは客のコンディション的にもお財布的にも、あまり観る人いないんじゃないのかなあ、ノンビリ足を伸ばして観れるかも、と期待(失礼!)していましたが、これもわたくしのショボい予想とは全く異なっており、会場には長蛇の列が、、、

おおお、、、
「ユーボート」をこんなにもたくさんの人々が観に来てくれるとは、、なんかチラシの紹介文を書いた手前もありますが、こんな男臭い、ザ・戦争映画とでもいうべきこの作品が、こんなにもたくさんの人々に注目されるなんて、、このあたりかなり嬉しいものがありした。戦争映画はなかなかスポットが当たりにくいジャンル。戦争映画は苦手。。何度このフレーズを聞いたことか。これがカナザワ映画祭の力なのでしょうか。。

映画の内容は既知のものでしょうからもう語りませんが、静と動のバランスが秀逸でしたね。爆雷とかボルトがすっ飛ぶ音とか凄まじい轟音だし、死神の呼び声のようなソナー音の不気味さなど、息を潜める沈黙との対比が素晴らしいですね。

まあ、ジブラルタル海峡の海底280mで水圧に押しつぶされそうになりながら酸素不足の中でみんなで修理してるのとか見てて、いやあこれ地獄だけどまだ1941年なんだよなあ。末期はさらに悲惨で、ほとんど戦果はなかったのに連合軍の艦隊を大西洋に振り向けるための生贄として扱われていたのだ。史実はもっと悲惨なのである。

30年以上ドイツでは「ユーボート」をこえるような潜水艦映画はできていない。。いかにこの映画が重要な作品かわかるだろう。今回はこんなザ・戦争映画がたくさんの人たちに注目され、みてもらえたというのは、いち戦争映画ファンとしては嬉しい限りです。すごいことですよ。

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