“トリハダ 劇場版” こ、、こわっ!こ、、こわっ!

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な、、な、、なんじゃこりゃ〜(ゲロ)

これは怖い、、怖すぎる、、
名前が「トリハダ」でちゃんとほんとにトリハダ立たせてくれるのはすげえなあ、、こんなに怖いと思ったのは久しぶりだど、、


幽霊がなんで怖いか?
それは正体不明の存在だからである。21世紀になってもいまだにいるんだかいないんだかそれさえわからない。我々はわけがわからないものが怖いのだ。

でも思うに幽霊より怖いものがあるとしたら、それは人間じゃないか?人間の心の闇こそ怖い!だって他人ってなに考えてんのかわかんないんですもの!正体不明ですよオクサマ!

その点現代日本はといえば、隣人がどんなやつかさえよくわからない“無縁社会”である。これは社会問題化されて「クローズアップ現代」とかでも常連のテーマであるし、今更議論も必要あるまい。

他人が怖いっ!
これは間違いなくみんなそうだよ!マンションとかアパートとか誰が住んでてなに考えてんのか?!たまにその辺で会ったりした時の気まずさ!エレベーター一緒になっちゃった時のあの所在ない感じ!もうこれは確かにある!日本独特のものかどうか知らないが、とにかく我々は他人が怖い。壁に耳当ててアンタのセッ×スの声聞いてるかもしんないんだよっ!?
おぇ〜気持ち悪ぅ〜(空条徐倫調に)

まあそんな都会の不気味さをホラーに昇華させたのがこのシリーズ「トリハダ」だ。テレビシリーズもあるが、あまりにジャケットが不気味なので借りる勇気がないが、この映画版は比較的キャッチーなジャケットである(笑)。

ストーカー、変質者、ロリコンのアニメオタク、粘着質のクレーマー、快楽殺人者、サイコパス、、なに考えてんのかわかんない人々。幽霊なんかよりはるかにやっかいに思えるこれらの人々。しかも実在しているのは確実!さあこんなテーマで映画を作られたら本当に怖いぞ(笑)。どうしよう。でも全部一気に見通せてしまった。

物語はショートストーリーのオムニバス形式。それぞれのお話がそれぞれに関係していたりしていなかったりする。この手の手法は「呪怨」等々でもおなじみだ。少しずつ全容が解明されていくというわけだが、それぞれの恐怖シーンに必然性はなく、ほかの物語ともほとんど関係していない。伏線のように見えたものも特に回収されず終わってしまうことが多い。この辺の理不尽さが許せない几帳面な方にはおそらくストレスフルな映画かもしれないが、このような無秩序の羅列こそ怖いと思える貴方にはかなり極上のホラーであるといえる。

わけがわからないのだ。わけがわからなすぎると怖いんだよなあ。またサスペンス要素も多く、犯人が実は、、というどんでん返しも多用されており、最後まで飽きさせない。

現代社会に巣食う確かに存在する変態さんたち。これは上質な社会派映画にもなりうるのでは?多少悪趣味だが、こういうやつら本当にいそうだもん、、そういう意味では幽霊より怖いといえる。

特に例を挙げると、宅配業者の青年にストーカーする女だが、これがマメ山田の女性版ともいえる超不気味な醜女なのだ。顔も怖いし体のバランスの悪さもかなり不自然で不気味な存在だ。(冒頭画像)
これを露骨にホラー化するというのはこの女優本人の役者魂がなければ成立し得ないだろう。あけすけに体の欠点をホラーの演出に使われるなんて普通は許せないのでは?しかしこの女優はそれをものともせずこんな映画をやってのけたのだ。こう、ただ立ってるだけで怖いというのは今の時代貴重ではないか?この女優の役者魂をぜひご覧になって頂きたい。でもほんとに怖いよ!注意してね!

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