“マーターズ” 観賞要注意!!最悪のフレンチホラー

シェアする

20140506-212310.jpg

な、な、な、なんじゃこりゃ〜(脱力)

時々無性に頭のおかしい映画を観たくなることがある。鬱で悲惨で残酷で、全く救いがなくて爽快感ゼロで無言になるしかない。そんな映画だ。

そういう時一も二もなく叩くべきはフランス映画の扉である。といっても昔のフランス映画はエロいのばっかりだから最近のフランスのホラー映画だ。「屋敷女」、「ハイテンション」、「変態村」、ギャスパー・ノエのあれこれ、そしてこれ。

ぐえええええ、、、
おぅうううぉぇぇぇ、、、(嘔吐)

思わず本気ゲロをかましたくもなる最悪の世界で、この世のありとあらゆるホラーがただのエンタメだったんだな、と思わざる得ないのだ。

ホラーといえば、本来ワクワク感ドキドキ感…つまりスリルが必須ではないか?が、ここにそのようなカタルシスはない。救いもない。戦いもなければ勝利もない。これはいったいなんなんだ。。

こんな冷たい狂った世界で身悶えたい時、とりあえずフレンチホラーを観るようにしている。期待を裏切られることはほぼない。真の大残酷、酷薄な現実を十二指腸までぶっこんでくれる。オススメかどうかは知らないが、ホラーファンは避けては通れない冥府魔道だ。

この映画は少女があるカルト団体に拉致されて地下室に監禁され、拷問虐待を受け続けるサマを延々撮ってるだけ。なんてこった!世界大戦なんか起きなくてもサタンの国は既にここにあった!改めてその現実に身震いする。

残虐描写はむやみに長くしつこい!しかも拷問の様子は最新の技術で超絶リアルに再現されている。これほど観ることが苦痛だった映画は他にない。観る暴力。覚めない悪夢。どう表現すれば良いか知らないがとにかく最悪だということはわかった。

前半はカタルシスに満ちた復讐劇だ。虐待から逃げ出した少女がクソ野郎どもにソードオフショットガンぶっ放してかちこむ。だが中盤以降何が何やらわからないうちに落ち武者が現れて、、

20140506-215006.jpg

“落ち武者” 長年虐待拷問を受け続けた犠牲者なのだが、、、一番怖い

この辺から暴力描写がスーパーサイヤ人ばりの覚醒を見せる。この時点でおれはもう腹いっぱい。まだ一時間。。まだあと40分もあるのかよ、、あれよあれよと協力者の優しい女の子がカルト団体に監禁されて拷問され始めるのだが、またこれが長い!

特に展開もなく行き着くところまで拷問を受け続けるのだが、、その目的はというとカルト団体なりの目的があるわけで、それがタイトルと関係しているのだが、、

とりあえず変態がサド性欲もろだしでやってるわけではないらしい。大義のため!寛容さは弱さの印とばかりにテオドール・アイケ親父の形作った強制収容所の世界観とかぶってみえるわけだが、下手に真面目なだけにタチが悪い。

目的が崇高なら手段がどれほど残虐でも人は許してしまう。少なくとも今までの人類の歴史はそうである。その人類の本質をついたテツガク映画でもあるのかもしれないが、残虐描写があまりに胸くそ悪いのでどうでもいいとしか言えない。

日本にも「ブラッドハーレーの馬車」などという恐ろしいサド漫画があるが、アレは作者が真性のキ×ガイサドなのである意味わかりやすいが、これはどうなんだ?製作者はみんなドSと思ってええのんか(笑)。
20140506-220702.jpg

ホラーなんてジェットコースターみたいなもんだよ〜
日本の幽霊話とかのが怖いよ〜
だってあんなの偽物だよ〜

とぬかすアマチュア野郎にぜひこの映画をすすめてほしい。連絡先の交換を断られること必至だ!

↑↑
なにか一言メッセージでも残して行ってください