ポーランド・ドイツ旅行記③ 3日目

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さあ、今日は実に不安でストレスフルな移動の日です。もうワルシャワはお別れ。あっけないですね。

ワルシャワで食ったものといえばホテルの朝飯のブュッフェとファーストフードだけです。まだ私も怖気付いてまして、言葉は通じないしチップがどうのこうのもよくわかんねえし。尻込みしてたら飯が適当になりすぎました(笑)。まあ疲れていたので仕方ないでしょう。何が疲れるって現地人と会話することです。もう、これは確かです。旅行全期間を通してそれは間違いないことでした。愛想が悪いんだよな…。
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ワルシャワ中央駅。雪の降る寒い朝でした。

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びびりの私は、かなり早い時間に駅に到着。右側の青い掲示板に時刻と行き先とホームが表示されています。しかししばしばそれらは変更になるのです。。ずっと見てました。

ワルシャワ中央駅からクラクフ行きの特急列車に乗ります。これは綿密に準備し、ガイドにもどこのホームから乗るとかも無理行って調べてもらいましたし、準備万端でした。にもかかわらず違う列車に乗ってしまったのです(泣)。これは人生で一番慌てました。パニックです!ベルリン行きの列車に乗ってしまったのです。しかも特急列車なのでなかなか止まらない(笑)。どんどん目的地から遠ざかって行く恐怖は経験しなければきっとわからないことでしょう。しかも異郷の地で言葉も全く通じないのです。この心細さは私の言語能力では表現不可能です。アウシュビッツにはもう行けないかも…とかなりの絶望を感じました。

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ベルリン行きの車内より。まだこの頃は間違えていることに気づいていません。車掌に指摘されてようやく気づいたのです。。車掌が英語ができる人で、クトノという駅で降りるようにと指示を受けました。

降りたクトノとかいう名前の駅はとてつもない寒村でした(ToT)。よく特急が止まったなと思うほどでした。何もない荒野です。地平線が見えるほどです。雪は降りしきり、気温はマイナス…クソ重たいトランクを担ぎつつ、(エスカレーターもエレベーターもどこにもないんだよ!)何とか、手探りで切符売り場を探し出します。もう命がかかっている!と思うとなんでもできますね。パニくりすぎてあまり記憶がないですが(笑)、どうにかこうにかポーランド語と英語を駆使してワルシャワまでの切符を買いました。ワルシャワに戻り、そして今度こそ間違えずにクラクフ行きの特急列車に乗れたのです…列車がこんなに怖いものだとは思いませんでしたよ。。列車にどこ行きとかどこにも書いてないし、アナウンスとかあってもよく聞き取れないし、一つのホームに二つの到着口があるし、時間やらホームやらしょっちゅう変更になるし。間違えやすい要素は山ほどあります。でも本当に間違えるアホはおれぐらいのものでしょう。。死ぬかと思いました。

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なんという寂しい景色でしょう・・何もありません・・。しかも車内は寒い・・強制移送されるユダヤ人はこんなものではなかったでしょう・・しかし本当に寒い・・米軍の山岳防寒用ブーツと二重に靴下を履いておいたワタクシでも足の指の感覚が徐々になくなるのがわかりました。。。

まあ、後で知ったことですが、クトノにはユダヤ人ゲットーがあったようですね。また、ワルシャワ駅でストリートチルドレン風の浮浪者の少年を見かけました。ポーランドは改札というものがないので誰でもホームに入れるし車内にも入れます。この少年は今度こそ列車を間違えないようにと全身全霊気を張っているワタクシに銭くれよ~と話しかけてきました。そんな余裕もないワタクシは、きっぱり断りましたが少年は車内にも入ってきて乗客に小銭をせびっていました。

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クラクフ行きの急行列車です。途中一度も止まりませんでした。本当にこの列車であってるのか3人ぐらいに尋ねました。皆快く大丈夫だよと教えてくれましたよ。

さあ、現地に大幅に遅れて到着しました。16時ぐらいです。付近はもう真っ暗です。本当にもったいない。。明るいうちにクラクフの旧市街をまわりたかったが、それは叶いませんでした。本当に残念。口惜しいです。

ホテルにはタクシーで行きましたが、このタクシー捕まえるのも相当苦労しました。知っていれば何のことはなかったのでしょうが、全てが異郷の地です。。ホームからエレベーター登ったら吹きっさらしのだだっ広い駐車場なんだもん(笑)。わけがわかりません。日本とは建築構造の感覚が全く違います。改札とかがないので無駄がないとも言えるのですが、駅員一人いないというのにはたまげるしかありません。いま駅の外に出たのか、まだ駅にいるのかすらわかりませんでした。ここが地上なのか高いビルの上にいるのか、それすら??です。適当に歩いてたら賑やかなショッピングモールにつながっているし。駅にいたはずなのにいつの間にこんなとこきちゃったんだ??と戸惑うしかないです。クソ重たいトランクを引きずりながら雪道を歩き回り、どうにかタクシーを発見。ぼったくられやしないかと不安に思いながらホテルの地図を見せ、どうにか出発…ホテルに着いたのは17時でした。
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ホテルの一室。狭いけど落ち着いたいい部屋でした。

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向こうのシングルルームにはバスタブがついてないことが多いらしいです。

ホテルでは英語が通じたので苦労はありませんでした。早速でかけ、適当にホテルの周辺を歩き回り、お目当てのボレスワヴィエツ陶器を探します。あと晩飯食えるレストランも。ボレスワヴィエツ陶器は女友達数人に買ってきてやると安請け合いしてしまったがゆえに苦労しました。そんな適当な約束しちゃダメですよ。異郷の地で何を成せるか成せぬかは神のみぞ知るといったところです。

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クラクフ旧市街。美しい街でした。。

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路面電車ですね。

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一時間ほど雪の中を歩き回り、幸運にもその店を見つけることができました。今回は本当に幸運でした。本当にたまたまですからね。適当に歩いてたにすぎないのに。本当にいいお店を見つけたんです。

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店に入ると珍しく愛想のいい店主が出迎えてくれました。陶器は…素晴らしい!何と美しいのでしょうか。工芸品と呼ぶにふさわしいオサレで綺麗なお皿やカップ、オブジェクトが並んでいます。目もくらまんばかりです。こいつはすげえ…思わず見入ってしまいました。お土産なんかいいから全部自分で買いたいぐらいです。。陶器なので重いし割れるしで、あまり大量には買えません。それでもティーカップとマグカップと平皿と大皿を買いました。無事日本に割らずに持って帰れるか?これは賭けです。 店主はアジア人が珍しかったのか10%引いてくれました。

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目も眩まんばかりでした。。

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これらをお土産に購入しました。評判は上々。

満足して帰る途中目のついたレストランに入りました。英語大丈夫!と書いてあったのが決め手です(笑)。英語が通じないと何もできません。

メニューに写真があったのも嬉しかった。適当に指さしたりビーアプリーズとか何とか言えば良いのです。この適当に頼んだ肉料理はとんでもない巨大な肉でした!とても食い切れない…複数人で食べるものだったのでしょう。。食いきれず残してしまいました。しかし腹は久しぶりにふくれました。何と言ってもトラブルに見まわれ昼飯すら食っていなかったのですから…お腹いっぱいになれるのは本当に幸せなことです。。

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お疲れ様でした。。

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向こうは頼みもしないのにパンが出てきます

あとは帰って寝るだけ。ホテルはいい部屋でした。簡素でしたが暖かいし寝心地も申し分なかった。向こうの部屋は暖房がどこから出てるのかわからないぐらい自然なのです。あんまり乾燥もしてないし。快適でしたよ。 明日はいよいよアウシュビッツ・・緊張しながら眠りにつくことにします・・

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