残酷戦場写真館 17

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いまだかつてこれより残酷な写真を見たことはない。左腕を切り落とされた子供の潤んだ瞳は、いやがおうにも我々の胸を締め付ける。

シエラレオネの内戦は1991年に始まった。革命統一戦線(RUF)と名乗るテロ組織がフォディ・サンコーなる指導者をいただき、武装闘争を開始したのである。

RUFはダイヤモンド鉱山を牛耳り、隣国リベリアに売っぱらって得た金で最新式の兵器を購入し、息長く戦い続けた。また、周囲の村々を無差別に襲撃し、住民の手足を切り取って農業を行えず食糧をRUFに依存せざるを得ない状況を作り、奴隷労働者として協力させるという卑劣なテロを繰り返した。

また、子供は強制的に少年兵とし、女は拉致して死ぬまでレ×プし、奴隷として兵士たちの身の回りの世話をさせた。またその際、子供に自分の肉親を殺させるというアフリカの伝統をここでもしっかりやっている。親を殺させ、子供の退路を断つ。こうして麻薬で洗脳し、死を恐れぬ獰猛な兵士とする。誰が考え出したのか、恐ろしい世界だ。現実だとは信じたくない。

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少年兵とはいえ目がヤバい。怖い。

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ダイヤモンド鉱山

死と惨劇の資金源はひとえにダイヤ。このダイヤモンドを買うのはアメリカとか日本のような金持ちだ。

映画、「ブラッドダイヤモンド」は、この恐るべき紛争ダイヤの実態を優れた脚本と演出で描いたハリウッドが誇る最高の映画である。RUFの兵士たちが地獄から来た戦闘集団といった趣でムチャクチャな存在感を見せつけている。まずはこの映画を観てほしい。

おれも婚約時にはダイヤを買った。
その販売店はこれは紛争ダイヤとは無関係であると冊子を渡してくれた。そこで消費者はダイヤモンドを購入して紛争に加担した罪悪感を忘れられるかもしれない。だが、”紛争ダイヤ”にこれは紛争ダイヤです、買わないでなんて書いてあるわけない。紛争ダイヤは流通の過程でリーガルなダイヤと混ざってしまうのだそうだ。だから本当に無関係かどうかは誰にもわからないのだ…

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