残酷戦場写真館 12

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ゾーヤ・コスモデミヤンスカヤZoya Kosmodemyanskayaという人物がいる。ソ連の女パルチザンである。

1941年10月、祖国の危機に戦うことを決意した彼女はドイツ軍の戦線後方で破壊工作を行ったが、すぐ捕まって100人もの兵士の前で嘲笑され侮辱され、そして吊るされた。胸のプラカードには”放火犯”と書かれている。彼女の死体を埋葬することは禁止され、みせしめとして一ヶ月以上そのまま吊るされていた。ドイツ兵によって死体はけがされ片方の乳房が切除されているのがわかる。

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しかし死体の保存状態は最高である。そう思いませんか?
彼女が殺されたのは1941年の11月末で、場所はモスクワ近郊のとある村だった。涙さえ凍る戦場では死体も腐らないのか、、、

「慈しみの女神たち」著者、ジョナサン・リテルはこの美しくも無惨な姿に触発されて小説を書こうと決意した。戦争とはなんであるのか、戦争で死ぬこと、殺すこと、殺されることは人間にとってどんな意味があるのか、と。

参考
http://en.wikipedia.org/wiki/Zoya_Kosmodemyanskaya

http://www.ww2incolor.com/forum/showthread.php/7256-Execution-of-civils-in-the-East/page3

小説:慈しみの女神たち (下) 訳者あとがき