カルト

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まったく。

最近は日記とか書こうと無理やりテキストを起こしても文句とか愚痴とか悪口とか犬も食わないアレコレばかりで、ウンザリするほどつまらない。なんかハッピーなことを書きてえよ〜!

まあおれも新婚さんだし、20万ぐらいするチャリを買って毎日車道で命のやり取りをしていたり、なんのかんので暖かい言葉をかけてくれるお客さんがいたりと、おれも十分幸せだ。

そんな中ふと、昔のことを思い出したのだが、昔おれがクソみたいな資格を取るためによせばいいのに夜間学校なんかに通っていたころ、おれはいつも不機嫌でイライラしてタバコかみながら貧乏ゆすりしてたのだが、当然近寄ってくるものはほとんどいなかった。そんな中、クラスのまとめ役みたいなのを勝手にやりはじめた空気読めない野郎が、クラスメイトの誕生日をまめに調べて、その日になったら「みなさ〜ん!今日は××さんの誕生日で〜す!ハッピバースデーツーユー!!」と歌いはじめ、強制的にその場にいる人間に祝わせはじめたのである!

女の子はこういうの大好きでしょ?だからわーおめでとー!と一緒になって歌うのだ。で、男も女の子の機嫌を取りたいものだから一緒になって歌う。さて、苦虫噛み潰したのがおれだ。もう俺だけだったな。心底ムカついてたのは。

んなもん誰が歌うか。話もしたことないやつのバースデーなんか祝う義理もなければ、もし自分だったらそんな奴に祝われても嬉しくもなんともないだろう。

だが、その場の空気は北朝鮮の政治犯の再教育施設のように異論を許さぬ断固としたものがあった。絶対に祝わせる。そうでない奴は”変人”のレッテルを貼って撲滅すべし。

スターリンがウクライナで”富農”という階級を作って撲滅したかのごとく。
毛沢東が”右派”という階層を作って砂漠の強制収容所で強制労働をさせたように。

別に北朝鮮で生まれなくても全体主義の恐怖を味わうことはできる。日本人もみんなで何かをする!という全体主義が大好きだからね。

毎日のように誰かのハッピバースデーツーユーが流れる異様な夜のクラス。あの時のおぞましさをおれは生涯忘れないだろう。

ところでおれは三月生まれだからね。春休みに入ってるものだから祝われずにすんだ。喜ばしいことである。もし祝われたらヘラヘラ笑って「祝ってもらってありがとう!みんな大好きだよ!」とか心にもないことを強制的に言わされるところであった。まあ、もし春休みに補習授業とかが入ってしまった場合に備えて、その空気読めない野郎のお友達におれのハッピバースデーツーユーを歌ったらハラワタ引きずり出して殺すと警告したからかもしれなかった。

まあおれは変人で嫌われものですごく若い子たちを中心に怖がられていたのだが、一片も後悔していない。あんなカルト集団と同化しなかった自分を褒めてあげたいくらいだ、、と思いつつもやはりあの時の自分はガキだったのかなあなどと苦い想いもするのである。

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