ビルマ 神が見捨てた国

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ビルマではキリスト教系少数民族のカレン族が極悪軍事政権に激しい弾圧を受け、無辜が拷問されレ×プされ、血の海に沈められていることは全国一億二千万のランボーファンの皆様は既にご存知ではないかと思う。

そんなビルマだが、アウンサンスーチーさんがどうだとか、なんか民主化してきているような印象を受けませんでしたか?おれもスーチーさんが何かするたびふーんと思いながらニュースを観ていた。
ランボーはあの映画の中で、カレン族に必要なのは薬じゃなくて武器と弾薬だろこの野郎、とNGOの兄ちゃんたちに説教していたものだが、戦争を終わらせるには新たな戦争が必要である、という覚悟を惰眠を貪る我々にガツンと突きつけてくれたものだ。
だが現実はスーチーさんがちょっとなんかしただけで、あの残酷な軍事独裁政権がにわかに民主化してきているように感じさせるのだから、政治の力はすごいな〜などと馬鹿面かましてそんなことを考えていたが、政治がすごいんじゃなくて、おれにそう思い込ませたマスメディアの力がすごいのである。政治は自分らがパワフルであると愚衆に錯覚させるため、ふんだんにマスメディアの威力を利用してきた。今回もそうやって騙されていただけなんだ。
だってこれを見よ。

なんだよこの黒焦げの…
ビルマでは、ついこないだ、まだ一年ぐらいだが、仏教徒系とイスラム系民族の間で衝突が起き、多数派の仏教徒系が少数派のイスラム系民族をポグロムさながらに虐殺したのである。

な…なんということ…ナチス時代のリトアニアやウクライナの話じゃないのだ。21世紀の現代の話なんだよ。恐ろしい。なんという恐ろしい土地。民主化なんてとんでもない!神が見捨てた国。それがビルマの実態である。
虐殺は依然続き、収拾の見込みは立っていない。元はと言えば軍事独裁政権が何十年も前からこのイスラム系民族、ロヒンギャ族に対する差別政策を実施していたことが尾を引いている。そしてその現状は今も特に改善されていないそうだ。政府軍はロヒンギャ族を自国民と認めず、隣国に力づくで押し返そうと大規模な軍事作戦を行ってきた。その結果150万人の難民が生まれ、今も彼らは苦渋を舐めさせられているのだ。
去年の暴動に対し、政府は夜間外出禁止令を出したが、外出禁止になったのはロヒンギャ族だけで、他の仏教徒系は夜間も徒党を組んで出歩き、ロヒンギャ族の家々を焼き討ちにしているという。とんでもない話である。どこに逃げれば良いのか?

おまけにこのような残虐行為に参加するよう、各種インターネットやFacebookはロヒンギャ族に対するヘイトスピーチで溢れ、公然と虐殺が扇動されているのである(どっかで聞いたような話だ)。

今回の事件が起こるよりはるかに前からロヒンギャ族に対するジェノサイドは進行してきた。ミャンマーにおけるロヒンギャ族への迫害を「じりじりと焼き殺すように進行している大量虐殺(slow-burning genocide)」と呼ぶ。写真の通り仏教徒のやり口は焼き殺すなど残虐そのもの。
英雄にみえるアウンサンスーチー。だが現実は過酷だ。虐殺の実行犯は「サフラン僧」と呼ばれる、スーチーの支持母体なのである。

この国に神々が帰還するのはまだ当分先のようだ。

参考、画像元

http://www.ips-japan.net/index.php/region/asia-pacific/392-2012-06-30-00-00-1

http://frindlytalk.wordpress.com/2012/07/24/myanmar-muslims-massacre/

http://www.genocidewatch.org/myanmar.html

http://www.nairaland.com/978010/pray-muslims-being-massacred-burma